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遠距離彼女

寂しい!遠距離恋愛の前に彼女と一緒に行った最後の熊本旅行。

遠距離彼女

遠距離彼女

目次

もうすぐ彼女が東京へ行く。残酷にも時間は進んで行く。

つい最近、年が明けたと思ったら。早いもので三月も中盤だ。

残酷にも時間は進んで行く。タイムマシンに乗って、あの頃の自分を説教しようと思っても、ビットコインを安い価格で買おうと思っても、AVに出てくる時間を止めるストップウォッチで、女の子イタズラすることもできない。

時間というのは残酷で、現代の技術では誰も止めることができない。戻ることもできないのだ。

・・ということで最近は少しだけ早起きをしている。一日が長くなった気がするのだ。・・なんとなくだが。

 

苺「YUちゃんがタバコやめたら、一日がもっと長くなるばい!」

苺女からごもっともな意見。

時間を貴重さを感じながらも、タバコを吸うことで手持ち無沙汰解消するという、相反する行為をしちゃっております。

あと一週間で東京へ行ってしまう

まもなく苺女が東京に行ってしまう。それまでの時間はあと1週間に迫っていた。

彼女は暇を見ては、東京に足を運んでいる。なんとか住む部屋も決まったよう。

とにかく準備に忙しいらしく(お金が必要なので今の仕事もギリギリまでするため)、ここ1週間は大変そうだ。

彼女の変化

疲労が見える

それでも俺の部屋に泊まりにくるペースは下がっていない。

でもうちに泊まりに来るとすぐに寝てしまう。ご飯を食べないこともある。目の下にもクマができている。吹き出物も多くなった。

ずいぶんと疲労が溜まっているようだ。

情緒不安定で良く泣くようになった

そして、少し感情が高まるとメソメソと泣くようになった。

東京に飛び出して行くことの不安と、福岡を離れることの寂しさがあるのだろう。

まだ20を過ぎてまもない若さ。ただ毎日のようにマメに泊まりに来るあたり、愛らしさを感じる。

 

少しでも元気づけようと、俺も彼女に対して明るく振る舞う。

苺女が東京へ行く決心を聞かされた、去年のクリスマス(イブイブ)、あっという間に時間は過ぎてしまったが、彼女を特別視して時間を取るようなことをして来なかった。

 

今日も些細なことで、苺女とケンカをしてしまった。

ケンカの原因も思い出せないようなすごくどうでもいいこと。

またメソメソと泣く彼女に少しうんざり。途中で面倒くさくなって、無視を決め込んだ。

大人げない自分が嫌になる。明日になったらとりあえず謝ろう。

・・・・シーン。

どうやら彼女はふてくされて寝てしまったようだ。起こすといけないので部屋の電気を消す。

俺(クズ)の気持ち

二股性活で実感がわかない

二股&セフレ的な生活のせいか、俺の一部がどこか冷めていて、来週には彼女が東京へ行ってしまうという事実にも実感がない。どこか他人事のように感じてしまう。

このブログを始めた頃の10年以上の過去の、「結婚相手を見つける(最初はそんな目的で始めたブログだったのです)」という意識のままだったらどうだっただろうか?

 

女性の扱いにダメダメだった昔よりも、今は恵まれた環境にあるにもかかわらず、「結婚」というフレーズが現実的に感じないような気がする。

10年後の自分はこの日記を見て、なんと言ってるだろうか?

たとえタバコを辞めたとしも、きっとそれまでの時間はあっという間に過ぎるだろう。

めんどくさい。ちょっと怖い

暗い部屋でスマホの明かりを頼りに、ソファに転がる。

それから小一時間スマホで2ちゃんのまとめを見ている。くだらないまとめにクスクスと笑い声が漏れた。

(やべえ・・なんか表示が遅い。)

この頃はまだWi-Fiってものが何かよくわかっていなかったので、スマホの通信制限がかかってページの表示に時間がかかる。(原因はエロ動画に見すぎ。セックスとオナニーは別腹だ。)

電池の残量は減っていくのとは反対に、ストレスを増やしてくれる。

・・・・・

・・・・・・・・

「わああ!!!!」

人の気配を感じて目をやると、幽霊のように恨めしそうにこっちを見て立っている人影が見える。

・・あ、足はある。

驚いてうっかり漏らしそうになったわ!

咄嗟にスマホのライトを、顔のほうに持っていく・・・。

立っていたのは苺女だった。怖すぎ。

「っちょ!ビックリするやん!何?どしたの?」

苺「ごめんなざあああい。一人じゃやだああ。一緒にねてくだざいいい。」

枕を持って泣いている。謝りながら。ちょっと怖い。

「わかった!・・わかったから。もうちょいしたら布団に行くから。」

苺「ほんと?」

「・・おう。」

苺「うん。お布団で待ってるね。」

鼻をグズグズと鳴らしながら、彼女は布団へと戻っていった。

(これはちょっとめんどくせえ・・。)

俺は彼女に聞こえないように、ふうっと小さくため息をついた。

「・・・」

「・・・・・」

「・・・・zzz」

でも愛している。

「YU・・・」

「YUちゃん・・。」

「YUちゃん!」

デシッ!体のどこかに衝撃が走った。

「ひぇっ!」

目を明けると、恨めしそうな顔で苺女が立っていた。

同時に寒さで体が震える。心臓はバクバクと鳴った。

どうやらあのままソファで眠ってしまったようだ。

苺「もーー!この前風邪引いたばっかりでしょ! 布団で寝なよ! 私、仕事行ってくるから!戸締り!あーー!」

「ああ・・はい。ごめんなさい。」

彼女を送り出すために玄関先で見送る。

「・・今日は泊まりに来るの?」

苺「今日は予定あるから行かない!」

苺女は速足でエレベーターへ向かっていく。

(なんか怒ってんな・・。めんどくせえ・・。)

いつもなら彼女がエレベーターの中に入るのを確認して玄関のドアを閉めるのだが、今日は確認もせずに、そのままドアを閉めた。

俺はまた大人げないと思いながら、ドアを見つめている。

それでもきっと彼女を愛しているのだ。

こじらせる前に!年下彼女とのケンカの鎮火はお早めに。

ケンカの仲直りはスピードが命。

目が覚める。インスタントコーヒーを入れるために湯を沸かす。

強烈な睡魔もなくなり、徐々に脳が覚醒していく。

 

「ああ・・一緒に寝なかったからアイツ怒ってんのか・・。悪いことしたなあ・・。」

 

あらかた目ヤニを取ると、スマホを手に取った。

 

「昨日はごめんね。怒らんといてや。」

 

短すぎる謝罪文を送る。謝罪はスピードが命だ。

ハムととろけるチーズをのせたパンをかじる。今日は、少し遅い朝食。

 

「最近アイツ切羽詰まってんなあ・・。」

 

それもそのはず、苺女は来週には、東京で新生活を開始しているのだ。

彼女の真面目な性格上、精神的に余裕がないのかもしれない。

「あれ・・?アイツって今日・・。」

 

スマホのスケジュール帳を開く。今日が苺女の仕事最後の日だ。

 

「明日から休みか・・。どっか連れて行くか。」

俺はご機嫌とりも兼ねて、さっそくLINEを送ることにした。

 

「今日で仕事最後だね。いままでお疲れさまでした。最近忙しそうにしてるから、苺女に時間があれば、明日か明後日にどっか行こうぜ。」

 

メッセージを送って、彼女の返事を待った。

彼女がこのLINEを見みる頃に少しでも怒りが冷めているといいが。

 

午後2時頃。

 

苺「やっとお昼休憩に入っただよ。私も怒っちゃってごめんね。昨日も泣いちゃったし。余裕がなくてYUちゃんに迷惑かけてるよね・・(以下大量文)」

あわわ。なんか原稿用紙1枚分くらいのメッセージ来ちゃったんだが・・。

とにかくケンカの火が大きくなる前に、鎮火できて良かった。

 

苺「久しぶりのお出かけ嬉しいなあ!どこ行こうかね!?やっぱり今日泊まりに行っていい?」

(今日は予定あって泊まらないって言ってたやん・・。)

 

「いいけど今日の予定は大丈夫なの?」

苺「お店の人に送別会してもらうから、23時過ぎると思うっちゃけどいい?」

「ぜんぜんOK。テレビ見ながら待っとるわ。でも家に帰らなくて大丈夫?ここ最近かなりウチ泊まってるから、親父さん寂しがってない?」

苺「うちには○○(犬の名前)がいるし、パパはきっと大丈夫!」

 

パパ…カワイソウ(泣)

 

俺が親父さんの立場だったなら、こんな年頃の娘を持つと、心配で死ねるわ。

オヤジさんも、苺女が東京に行く前にもっと一緒にいたいだろうに・・。しかも一人娘だからなあ・・。

 

「じゃらんを買うついでに、ヤツの好きなコンビニのプリンを買っておこう。」

俺はオヤジさんに感情移入しながら、彼女の到着を待つのだった。

彼女と最後の九州旅行。まずは熊本城から阿蘇までツーリング

車は九州自動車道に乗って、熊本方面へと走っている。外は少し肌寒いけど、車の中は快適だ。

あれからトントンに話しは進んで、今日は彼女と旅行だ。

ずいぶん遅くなったけれど、専門学校の入学祝いも兼ねている。

 

苺女が東京に行って遠距離恋愛になれば、きっとしばらくは九州を旅行することも無くなる。

もしかすると・・・。いや、深く考えるのは止めておこう。

付き合って1年。付き合った頃を思い出す。

「さっきニュースで見たけど、来週には桜が咲くらしいよ。」

苺「もしかすると、こっちのほうは咲いてるかもね。福岡よりも南だし。」

「そうだね。期待しようぜ。」

 

苺「そういえば、YUちゃんと付き合い始めた頃も桜が咲いてたね~。」

「おお~!そうだったわ。ってことは、付き合ってもう一年ってことか。」

苺「お花見もしたし。鹿児島へ旅行も行ったよねえ。早いとやねえ~。」

嘘。もう一年経っとったんか・・。

 

「ほんとにあっちゅう間よな。来年は東京だから一緒に見れないか。」

苺「あはは。東京に来れば一緒に見れるばい。今年でもw」

「・・今年は厳しいけど、来年は東京の桜を見に行ってみようかな。」

 

苺「うん。待ってる。それまでに色んな所を案内できるようにしとくね♡」

「まあ東京なんて近いし、来年と言わずにすぐ遊びに行くよ。カリフォルニア州とか州だけで日本よりも広いんだぜ!それに比べたら東京なんて近所だわ。」

最近ネットで見た雑学を披露する。

苺「え?・・なんでカリフォルニア州でちゃった?」

この頃はまだ東京と福岡の「距離」を低く見積もっていた二人。

かっこいい熊本城

北熊本SAで昼飯を軽くすませ、熊本城へ向かうべく市内へと向かう。

んで城到着。

 

「うおお!~やっぱいいわ~熊本城。」

苺「うんうん。かっこいいよね。」

「やっぱいいわ~この石垣の反りっぷり。SASUKEに出場するレベルの忍者でも無理やでえ!」

苺「うんうん。無理無理。」

「天守閣からの眺め最高やで~♪殿様になった気分(ベタ発言)」

苺「うんうん。最高。」

「オイオイ!トイレットペーパーくらい反応が薄っぺらいな!」

苺「www」

今日は、妙に機嫌がいい苺女。それって素晴らしい。

 

「いきなり団子・・食べる?」

苺「え?食べない。お腹いっぱい。」

・・そこは食べろや。

 

自称「城好き」のオイラからすれば、何度来ても楽しい熊本城なのであった。

 

苺「YUちゃん・・あれ・・サクラじゃない。」

彼女が指差すほうを見ると、蕾からチラホラと薄ピンク色の花びらが見える。

 

「お、おお!あれは紛れもなくサクラ!」

梅も、桃も、桜も遠くからじゃ区別がつかないレベルの俺。

そんなんだから誰が自分の隣で咲く華なのかもわからない。

 

でもあればきっと桜だ。

 

(きっと神様が、二人のために、少し早めに花を咲かせてくれたのかな?)

※サクラ側の頑張りです。

今日も「ご都合マインド」が炸裂しているのであった。

阿蘇ツーリング。眼の前に広がる大草原

バイカーと牛と。阿蘇ドライブは何度来ても良い!

バイカー

熊本城観光を経て、俺と苺女は、阿蘇方面へと走る。

モクモクと噴煙が交じる阿蘇山の雄大な姿が少しずつ、近づいてくる。

 

「うーん。何度来てもかっこええわあ♡アソさん♡」

苺「広すぎて笑えるよね。」

やはり九州でドライブをするなら阿蘇山周辺に来るのが間違いない。

バイカーの聖地、ミルクロード、阿蘇スカイライン

ブブブブブーン!途中でツーリングを楽しむ、たくさんのバイカー達とすれ違った。

たいそうな集団なので、一見すると暴走行為をしているように見えるが、意外と安全運転だったりする。

 

これは休日の九州のドライブスポットでは、良く見られる光景だ。

特に阿蘇山周辺はバイカー達にとっても、やはり人気。

いく度に、何十台ものバイクとすれ違うのでもはや聖地と呼べるのかもしれない。

 

「オッサンのバイカー格好いいよな。アメリカンなバイクに革ジャンが渋い。夏はめっちゃ暑そうだけど。」

苺「YUちゃんもやってみたらwワタシ惚れ直すかもよ? 」

「大型のバイク免許ないし・・。てか直すってなんだよ。」

苺「言い訳してないで、免許取ればいいやん。大型じゃなくてもバイクはあるでしょ?小さいのから初めてみたら?」

「だってバイクとか怖いし・・。事故ったら大怪我やん?」

バイクで全国を周るのも楽しそうだが、運動神経の悪い俺だと、生きて帰ってこれるかわからない。

志村!ウシ!牛!阿蘇の牛!

阿蘇は熊本市からさほど離れていないので、アクセスも悪くない。

青々とした牧草地がずっと続いている。だだっ広い雰囲気がちょっと異国っぽい。

阿蘇のあか牛

草原に放牧された牛たちが、何も考えてなさそうに、しっぽを左右に振っていた。

いつかあか牛として、どこかの食卓へ並ぶのだろうか?それともお乳を出して、スーパーに並ぶのだろうか?

 

「お、美味しく召し上がってやるからな。」食べて応援!熊本!

何度も行っちゃう大観峰

とりあえずベタなコースとして「大観峰」へ行き、阿蘇市街を眼下に眺める。

何度も来ているので、全く新鮮さは無いが、「とりあえず行っとく?」的なスポットだ。

もちろん最初に行った人は、

「おおお!阿蘇山すげえ!カルデラデカイ!」

となるはずなのでご心配なく。

 

「うん。今日も阿蘇市街は元気だな。」

苺「それ・・何様目線よw」

「お土産にカナダ産の馬刺しでも買っちゃおうかな?」

苺「うーん。却下。」

最近ちょっと尻に敷かれ始めている気がしている。

彼女が遠くに行ってしまえば、他人行儀になってしまうのだろうか?

 

「さて・・そろそろ旅館に向かってもいい時間だな。」

苺「楽しみすぎる。どんなトコ?」

「ふふ・・奮発したんやでwそれは着いてからのお楽しみや。今日はサービスしろよw(エロゲス目線)」

苺「・・・。ムフフ♡」

だいぶ染まって来ちゃったな・・。

 

「お土産にジャージー牛乳買ってもいい?」

苺「却下!ソフトクリームにしときな!」

「はい・・姉さん。」

 

阿蘇名物のジャージー牛乳ソフトを頬張りながら、今日の宿へと向かおう。

九州で混浴と言えば黒川温泉。「一緒に入らないか?」と彼女を誘ってみる。

黒川温泉は混浴の聖地!

阿蘇ドライブを楽しんだ後は、熊本県の黒川温泉に向かう。

阿蘇から距離的には、さほど遠くないので助かる。

 

黒川温泉は九州を代表する温泉地の一つだ。

山間にある温泉街で、多くの旅館が立ち並んでいる。

旅館の値段設定も、比較的高めの宿が多い気がする。

 

「そういえば黒川温泉って混浴風呂が有名だよな。」

苺「へえ・・そうなんだ!家族風呂とは違うの?」

「フフ・・せっかくだから入ってみる?」

よく考えたら黒川温泉で混浴に入った事がない。

苺「でも・・他の男の人も入ってくるんでしょ?」

「そりゃ・・混浴だもの。」

 

この黒川温泉は混浴風呂を推している温泉街。江戸時代スタイルだ。

多くの旅館で男女混浴の風呂を開放している。

YUTAROも何度か入ったことがあるが、女性が結構強気に入ってくる。

オバちゃんが多いが、若い子も集団なら、恥じらいも薄れるようで、意外と堂々としていたり。好奇心が勝るのだろうか?

 

いくつかの旅館では、女性のみタイムとして、女性だけでも入れる時間帯を設けているところある。

混浴だからって下心は控えめに。

混浴で若い大学生くらいの男性陣が、必死でのぼせと戦いながら、今か今かと女性が入ってくるのを待っている姿を見かけるが、すげえダサいのでヤメておこう。(僕も若い頃やりました)

混浴風呂は性別を越えて、温泉と景色を楽しむべきところ。女性の体をジロジロと見るところじゃない。

下心、エロ心が見えると、女性も入って来なかったり、警戒してすぐに出てしまったりする。

 

「あ~!いい湯だなあ♪」

と呟きながら、チラッと見る程度がいい。

入湯手形を買うと存分に黒川の混浴を楽しめるぞ!

黒川温泉では、1300円の入湯手形を買うと、黒川の温泉を3つまで入浴することができる。

3つも入れば、湯あたりするレベルだ。

「うわあ・・ババアしかいねえ・・次行くぞ次!」

と黒川の混浴風呂を巡ってみても良いかも知れない。

彼女はNG、見事に論破される

「頼む!一緒に混浴しようぞ!」

苺「だって旅館に行ったら一緒に入れるでしょ?それに男女一緒なら落ち着かないから。温泉ってゆったりのんびり入るものじゃなくて?」

「で、でも・・。」

うーん。論破。

まあ彼女の裸を他の男に見せるのも癪である。こんなに強気な喋りをする子だったっけ?

一年も付き合うと、お互い言いたいことを言い合えるようになるものだ。

 

「さて・・旅館に向かいますか?」

苺「やった!後で肩揉んであげる。背中も掻いてあげるね!」

俺ってば・・じいちゃんかよ。

「山しのぶ」に奮発して泊まってきた。恋人とマッタリ過ごせるお宿

山しのぶ玄関

今日は記念日。小田温泉「山しのぶ」へ

YUTAROと苺女は旅館へ到着。

今回お邪魔した旅館の名前は「山しのぶ」という旅館。

山しのぶは、以前に泊まった「草太郎庵」の姉妹旅館だ。

12部屋しかないので、ゆっくりまったりお忍びデート向き。

黒川温泉郷から少しだけ離れた、小田温泉に属している。

山しのぶは公式サイトから予約すると一番安い。

この宿のように、公式サイトから予約を受付ているところはあるので、じゃらんや楽天トラベルなんかと値段を比較してみて、お得に予約するのもテクニックの一つだ。

 

せっかくだから、彼女とゆっくりイチャイチャしようと露天風呂付きの部屋にしようと思ったが、4万円を超えるので予算オーバー。

ただでさえ奮発しているので、正直キツイ。貸切風呂で一緒にゆっくり入ろう。

山しのぶの情報とレビュー

旅館名:山しのぶ

住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺5960

公式サイト:「静寂な森の宿 山しのぶ」

オススメ度:[star5]

恋人や家族と行けば、きっと喜ばれる旅館だと思う。

12室しかなく他のお客さんとほぼ合わないので、お忍びで行くのもアリ。

泉質は、「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉」と色々混ざってる。メタケイ酸は310mgとスーパー美肌の湯だ。

ちなみに料金はちょっとお高め。最低でも二人で3万円代後半はかかる。でも、それに見合った価値ある旅館。

立ち寄り湯なら500円とお得に入れる。ただ時間帯は短いので注意。予約は公式サイトからが一番お得

 

雰囲気とセンスの良いお宿

「うわ・・この宿めっちゃ良いやん。」

苺「くう!素敵すぎる。」

 

・・宿の雰囲気がたまらなくいい。

なんて言うか玄関先に、柄杓で打ち水しまくりたい感じ。(意味不明)

館内は、日本家屋と古民家が融合した感じだ。

センスの良い調度品が、木をふんだんに使った内装とバランスよく融合している。

・・旅行ブログっぽい事を書くのは、これくらいにしておこう。

 

「なんか、めっちゃ広ええええ!」

恥ずかしい大人は、仲居さんに、館内を案内されながら、部屋へと到着する。

苺「わあ・・YUちゃんお部屋もキレイだよ。」

 

ここが今日の二人の「愛の巣」になる予定だ。

申し訳ないので、ティッシュの消費はなるべく控えめにしたいところだ。

 

仲居さんにお茶を入れてもらって、お庭を借景にしながら一息つく。

景色の良い温泉で◯◯るのは野暮

「さてさて・・一緒にお風呂に行きますか?」

苺「いきなり!?」

「夕食の時間も迫ってることですし。」

まあ、ほら?とりあえず一発みたいな?

 

苺「わかった。ちょっと浴衣に着替えてくるね♡」

「おう、俺も頭にタオル巻いとくわ。」

苺「それ・・必要?」

しばらくして彼女が浴衣姿で登場。素晴らしい。

浴衣というメイド・イン・ジャパンのコスプレを見るだけでも、温泉旅館に来る価値はある。

 

苺「先にお風呂に入ってて。」

「うい。」

 

オイラはザバザバと手早く、大事な部分に湯をかけて、岩風呂へと浸かる。

夕日が傾いて、オレンジ色の光が木々に当っている。いい眺めだ。

ちゃぷん・・。極楽でござります。

 

彼女の細い裸体がやって来る。

俺はシャワーで大事な部分を洗う、彼女から目をそらした。

非日常の風景に、日常的な絵はいらない。

 

ちゃぷん・・。苺女が俺の横へと座る。

苺「はあ・・。気持ちいい。」

 

髪を上げて、露出したうなじがとても美味しそうだ。

眼前の景色と、彼女のうなじを交互に眺める。

 

(今、イチャイチャするのは野暮だな。イチャイチャするのは・・・。)

 

苺「珍しく触って来ないよねw」

「俺ってそんなキャラだっけ?」

苺「違ったっけ?」

ということで、チューくらいはしておこう。

上京記念にサプライズ

風呂から上がって、囲炉裏で休憩すると夕食の時間だ。

 

「旨え・・馬刺し旨いよおお・・。」

苺「てか野菜の美味しさが感動レベル。はい辛子蓮根あげる。」

「馬刺しをくれよおお・・。ここに住みてえよおお・・。」

何もかもが旨い。

 

食事が済むと、仲居さんがケーキを持ってきてくれる。

 

苺「わあ!けど・・なんのお祝い?」

「誕生日だわ。」

苺「??もしかしてYUちゃんの?ww」

「違う。さすがに自分の誕生日に、自分でケーキ用意するのは泣けるわ(笑)」

苺「でも私、1ヶ月も先だよ?」

「前祝いかな?あと東京おめでとう記念。」

苺「・・・嬉しい・・。」

 

そう言って涙ぐむ彼女。つづく「ありがとう」の言葉に、なんだかオイラも目頭が熱くなるじゃない。

彼女が貧乳(Aカップ)だとしても愛おしい

貧乳な彼女

記念日のお祝いケーキも食べ終わり、彼女も喜んでくれた。上出来だ。

夕食後には、囲炉裏で地酒のサービスがあるという事で、苺女と一緒に向かう。

少し肌寒い空気が、酒で火照った体に心地いい。

 

「かー!酒が旨え!どれどれ・・もう一杯。かー!」

タダ酒ほど旨いものはない。

苺「ちょっと!他のお客さんの分まで飲んじゃダメだよ?」

「まだ一升瓶にたっぷり残っとるがやwグビグビ。」

苺「もう・・。二日酔いにならないでよw」

そう言って彼女が、冷水を注いで渡してくれる。

 

地酒を楽しむと、旅館の庭を少し散策する。

虫のさえずりが聞こえる。羽虫達がライトの光に吸い寄せられて、グロ注意。

彼女の乳は膨らんでない。

冷えてきたので、そそくさと部屋の中に戻った。布団が二つ並ぶように敷かれていた。

 

「これこれ!ふかふかのお布団!」

ボフッ!俺は布団へダイブする。

苺「わーー!」

彼女も続いて飛び込む。んでジタバタする。

 

「シーツもサラサラだわ。ウチのみたいに湿気ってない!最高だな!」

苺「ほんとほんと!旅館の醍醐味だね。」

最近、苺女の「オッサン化」が著しい。

しばらく、布団の肌触りに感動しながら、のんびりと過ごす。

 

「さて・・と。そろそろか・・。」

俺は腹を擦りながら、消化が進み具合を確かめる。

そして、タバコを吸いに行く振りをして「勃起薬」を水と一緒に胃の中へと流し込んだ。

 

オッサンのチ◯コは、おまじないでは勃たないのだ。

 

10分もすれば、じんわりと顔の辺りが熱くなってくる。

ドクドクと血管が脈打ってくる感じが出始めたら「ヤリ時」だ。

 

ドフッ!俺は彼女が寝転がっている、布団へと勢いよく飛び込む。

ブラジャーが無抵抗

そして彼女の浴衣の襟を掴んで、観音開きにする。

可愛らしいピンクのブラジャーがあらわになる。

ブラジャーを親指で上にあげる。

膨らみのないチッパイのせいで、無抵抗にブラジャーが上がっていく。

(平和主義なオッパイだこと。)

苺女の鎖骨あたりにブラジャーが留まると、まるで新種の蝶ネクタイのようだ。

その滑稽な姿を見て俺は吹き出した。

彼女のペチャパイを笑うな。

苺「なに笑っとんねん!」

そう俺の彼女はペチャパイである。

彼女はBカップと自己申告しているが、あの乳の膨らみ具合を見ると、測るまでもなく「Aカップ」に属していると思っている。

彼女のブラジャーは、周辺にワイヤーがしっかりと入っている、サイドが硬めのタイプ。

ただワイヤーで固定するに見合う、「乳肉」が絶対的に足りない。

そんな彼女の乳を、ブラの上から愛撫すると、「スカスカのペコペコ」なのだ。

「贅肉がオッパイになる?」補正下着売りが言ってた

「背中や脇下から贅肉を引っ張って持ってくる、するとその贅肉達は、ワタシはオッパイだったんや!と勘違いして、オッパイになる。」

以前アポったことのある「補正下着を売る女」がそんな謎理論をぶち上げていた。(真意はわからないが)

 

もしかすると、苺女も乳を大きくするために、固いワイヤーブラの中に、自らの肉をありったけ入れ込もうとしているのかもしれない。

だが彼女はスレンダー体型。贅肉があまりないので、Bカップまでの道のりは長く険しいものになりそうだ。

 

知ってるよ。乳がデカくなるサプリメント・・キミがこっそりチェックしてるの。

俺もチ〇コがデカくなるサプリ・・。買って、試して、騙された事あるから同類だよね。

乳がデカイのも大変らしい。

ちなみに、もう一人の彼女(衛生女)は、最近ワンサイズアップして、Fカップになった巨乳だ。

彼女の場合、ガチガチに固定されると、息苦しいらしく、ワイヤー無しの楽なブラを使っている。(ほとんどユニクロのブラトップw)

乳一つ取っても、ブラジャー好き嫌いや、努力の方向性は違うんだなと実感。

でも色気のないブラトップより、可愛らしいピンクのブラが好きだ。

愛があれば、チッパイでも愛おしい

彼女の貧乳も、最初に見た時は「マジかよ。俺のほうが大きいじゃん」と残念に思ったものだが、慣れればチッパイ(小さなおっぱい)すらも愛おしくなってくる。

今は、洗濯板にお豆が二つでも、美味しく召し上がることができる。

それに、自他共に認める「オッパイ星人」だった俺が、ケツの魅力に目覚める事もできたのだ。

だからキミのブラのフリースペースも、俺の愛で埋めてあげるよ。(キモ注意)

小さなおっぱいは敏感

「ペロペロ・・。」

俺は、彼女のオッパイを舌先で入念に愛撫する。

乳首は固く勃起する。それを口の中に含んで吸う。蜂蜜をかけたい。

 

苺「う・・あん。」

 

苺女は、小さなあえぎ声を出しながら、ピクピクと震える。

チッパイは敏感なのだ。

 

この小さなオッパイも、彼女が東京へ行ってしまえば、しばらくは見ることができない。

名残惜しい気持ちになりながら、俺は彼女の乳首を優しく噛んだ。

 

彼女は右手で俺の息子を丁寧にしごいている。

自分の乳を弄られるのが好き

「ねえ。俺のオッパイも舐めて」

 

よく考えたら、彼女の乳よりも、自分の乳をどうこうされるのが好きだ。

 

乳首の快感に同期するかのように、俺のチ〇コがムクムクと皮の沼から顔を出した。

 

「よし・・入れるね。」

酒を飲んでいるので、「起ったらスグ入れる」のが大事だ。

手早くコンドムを被せると、彼女の中へと入って行く。そして腰を振るのだ。

 

苺「はあはあぁ!気持ちいっ!」

いつになく腰を動かす苺女。目は泣きそうなほど潤んでいる。

これだけ激しく動いても、オッパイは全くと言ってほど、揺れていない。

 

「ふんふん!」

俺も横っ腹に鈍痛を感じながらも、必死で腰を振った。

思い出したように、口づけを交わして、お互いの唾液を混ぜる。

 

苺「はあはあ!ああ・・あん!YUちゃ・・YUちゃん好き。好き?」

「ハアハア!俺も好きやで・・。愛してる。後、乳首を触ってほしい。」

お互いの乳を愛撫しながら、ガンガンに腰を振った。クライマックスは近い。

 

「ソレソレェ!イクよ!逝く!」

苺「うん!ああ♡」

「口に出していい?」

苺「・・・うん♡」

少し困った顔をして、彼女はうなずく。

 

(・・来る!)

俺は急いで立ち上がり、彼女の顔の前へと息子を持っていく。

そしてゴムを剥ぎ取った。

 

ビュッビュッ!精子が苺女の口の中へと注がれていく。

彼女は眉間に皺を寄せて、それを飲み込んだ。

 

苺「・・苦い・・w」

彼女はそう言うと、無邪気そうに苦笑いをした。キミは最高の貧乳だ。

遠距離恋愛スタート。「今日、彼女が東京民になります。」

東京

福岡から東京1000キロの恋。

「準備良い?」

苺「うん。たぶん大丈夫だよ。なんか忘れ物してたら送ってね。あっ東京の住所LINEで送っとくから消さんといてよw」

 

3月某日。今日は苺女が、東京へと旅立つ日だ。(美容系の専門学校へ通うため)

LINEのメッセージで送られてくる、苺女の新しい住所。

中野区と書かれているが、あまりピンと来ない。

 

「あれか?サンプラザ中野とかあるトコか?」

苺「サンプラザ中野は、歌手の人でしょ。YUちゃんと同じ頭の人ばい。中野サンプラザでしょ(爆)」

「んん?どっちがどっち?」

 

サンプラザ中野(爆風スランプ)と中野サンプラザ(中野区のランドマーク的な複合ビル)で混乱する。

ただ、彼女が福岡ではない場所へと行ってしまうのは、実感できた。

 

ピーンポーン。電話で呼んでおいたタクシーが到着したようだ。今から苺女を福岡空港へ送って行く。

 

苺「・・この部屋も当分来れないな。名残惜しいなあ・・。」

彼女は残念そうに呟いた。

「またGWにでも遊びに来ればいいやん。夏休みもあるやろ。」

苺「そうだね。夏休みは短いらしいけど。」

「え?どのくらい?」

苺「確か、2~3週間くらいだと思う。」

「クソッ!世の中の社会人に謝れ。」

 

彼女は赤いキャリーバッグを一つだけ持ってYUTAROの部屋を出た。

俺の住む美野島から、福岡空港までは車で20分程度で着いてしまう。

「チケットちゃんと持った?」

苺「うん。」

「時間は大丈夫?」

苺「うん。」

「あっち着いたらちゃんと連絡するんやで?」

苺「うん。」

「近くに安いスーパーあるといいな。」

苺「うん。」

こんなやり取りをしていたら、あっと言う間に福岡空港の、国内線ターミナルへ到着してしまう。

こんな事なら地下鉄で、ゆっくり向かえばよかったのかもしれない。

 

「お土産買っていかないで大丈夫?通りもんとか。」

苺「東京に知り合い居ないしw 誰に渡すの?」

「ほら大家さんに挨拶とか、上下左右の部屋の人に挨拶とか・・。」

苺「昭和かよw 今はそんなのしないでしょ?YUちゃん引っ越して来た時に手土産渡してたの?」

「・・渡してない。」

 

それでも、苺女は、福岡土産を二つほど買っていった。

福岡を思い出しながら自分で食べるのか、専門学校の同級生達にあげるのかもしれない。(そうだったら、なかなかのやり手だわ。)

 

苺女は、キャリーバッグとお土産を受付カウンターで預ける。

そして二人で出発口へと向かう。

 

「変な男に騙されるんじゃないよ。(自滅)」

苺「YUちゃんがいるでしょ?毎日LINEするし、スカイプもしようね。」

「友達たくさん増えるといいよね。あと、勉強頑張るんやで。」

苺「お父さんと同じ事言ってるしwわかった。」

 

お父さん・・見送りの機会を譲って頂いてありがとうございます。

 

苺「寂しくなったら、突然会いに行くからw YUちゃんも東京に会いに来てね。」

そう言って彼女は、俺のあごの辺りに口づけをする。

 

苺「じゃあ・・・行ってきます。」

 

苺女は出発口の中へと入って行った。

苺女は荷物検査を終える間、何度もこちらを振り返りながら、笑顔で手を振っていた。

彼女の後ろに並んでいる人は、「なんやコイツ」と思ったに違いない。

 

俺は、そんな彼女の姿を見えなくなるまでじっと見送った。

 

地下鉄に乗って、家路へと向かう。

もうそろそろ、苺女は東京へと向かう空の上だろうか。

キミよ達者で。

※続きが気になる方「ホームシック」遠距離彼女に会いに東京へをご覧ください☆

 

続く➡【広島の出会い】恋人未満のカープ女子に会いに遠征デート