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決別8 忘れ物はないですか?

彼女との思い出を消去していく

デリートもう午前0時。

タヌキ女と別れて?から3日がすぎた。なぜかあの日から、少し眠れるようになったのが不思議だ。心は悲しみに打ちひしがれているはずなのに・・。

結局どこか不完全燃焼で中途半端な別れ方だった。彼女のことは気になってはいるが、連絡はできない。

また会ってしまえば、振り子のように心が揺れるに違いない。眠れない日々へと逆戻りだ。

・・・・もう忘れてしまうより他ない。

今日はゴミの日だ。

よし!タヌキ女との思い出の品は捨ててしまおう!

付き合ってまだ二ヶ月ほどしか経っていないので、YUTAROの部屋には彼女の「思い出の品」と呼べるものは少なく、二人で撮った「プリクラ」や「洗顔」や「歯ブラシ」などのお泊りセットくらいしかない・・。

あっそうそう!コスプレがあったわ!

この前、プレイで使ったときの「秘書風のコスプレ」は衣装ケースの中でキレイにたたまれている。

「使ったの・・一回きりだったなあ・・」残念そうにボソリと呟いて可燃ゴミの袋に入れる。

まだ未開封のメイドのコスプレもある。さすがにこれを大阪子に着せるわけにはいかない。

「これも使わねえなあ・・・」そう呟いてゴミ袋へ。

彼女の思い出が消去されていく。

ゴミ袋で小さくなったそれを見て、「こんなもんか・・」と悲しくなった。

冷蔵庫を開けて、ビールを1缶取り出す、勢いよくグビグビとアルコールを喉の奥に流しこんだ。

たいして美味いとは感じなかったが、あっという間に飲み干すともう1缶と取りに行こうとする。

そんな折テーブルの上で携帯が鳴った。

 

 

相手は・・タヌキ女だった。

 

 

「もしもし?」

タ「もしもし私だよ。この前は急に帰ってごめんなさい。」

「いや俺こそ・・その・・ごめん。」

タ「YUちゃんは、いつ名古屋に帰るの?」

「え?、えーっと・・たぶん4月中には・・。」

タ「そっか・・引越し手伝わなくて大丈夫?」

これ以上優しくしないで・・。少しでも冷静を装わなきゃ!

「うっ・・。大丈夫だよ。ありがとう。で、どうしたの?」

タ「あのさ・・引越しするいままでの感じでいれないかな?」

マジですか!('ロ'('ロ'('ロ'('ロ' )!!!

「・・それは無理だよ・・会うと帰りたくなくなっちゃう。」

タ「どうしても?もう会えない?」

タヌキ女の声が震えている。・・いっそのことコ○してくれ!

「どうしても・・。」

タ「もう一度も顔見れないの?一度も会えないの?」

「うん。そのほうがいいと思う。」

タ「ナンで!?・・やっぱり納得いかないよ。」

鼻をすすりながら涙声で喋る彼女。

「本当にごめん。会ったらやっぱり元のサヤに戻りそうだし。俺は遠距離とか無理だもん。・・アレはきっと体に良くない。」

タ「でも・・ちゃんと別れてないし・・。この前の感じのままじゃ気持ち悪い・・。」

「すぐに忘れられるって、タヌキは美人だから男から引っ張りダコや!」

もう何を言ったらいいのかわからない。これ以上、さっぱりと振舞うには限界がある。

タ「そんなことない・・。」

「だから・・電話も今日で・・最後・・・」

声の震えを必死で抑える。

「もう電話には出ないから。タヌキもアドレスごと消しといてね・・」

タ「やだ・・やだ・・」

俺もやだ・・・。(泣)

「じゃあそろそろ切るわ・・いままでありがとう。」

彼女の言葉を待たずに電話を切った。涙がアゴから滴っている。

 

結局、これが二人がお互いの声を聞く最後であった。

 

 

 

タヌキ女。元気にしてますか?

自分勝手な都合で傷つけて本当にごめんなさい。

あれから五年が経ちましたね。何度も君の夢を見ました。それでも時間とは恐ろしいもので、大切な思い出も少しずつ薄くなっていき、今ではうっすらと靄がかかったようです。

君は可愛くて優しいからきっと大切な人に愛されていることでしょう。もしかして結婚しているのかな?優しい旦那さんと幸せに暮らしているのかな?

僕は、あなたの幸せを願ってやみません。

どこの馬の骨かもわからない、他人の僕をあんなに必要としてくれたのは君だけかもしれない。本当にありがとう。

 

追伸 大丈夫ですよ。僕はこれからちゃんと地獄に落ちますから・・。

ーーー終わりーーー

タヌキ女と出会った「ハピメの評価」

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タヌキ女の出会い話(決別編)

  1. 彼女に「別れの言葉」をいう日
  2. こんな笑顔を前にして別れ話とか殺生だわ
  3. これからの話をされると悲しくなる
  4. 違う違う!そうじゃない!
  5. 何かを察した彼女の不安げな表情が辛い
  6. 嘘偽りの別れの言葉
  7. 結婚は無理!本当に申し訳ない!
  8. 忘れ物はないですか?

みんなのコメント

  • Comments ( 23 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 父親
    間違ってたり?

  2. せつないね!(ー_ー)!!

  3. とても切ない。

  4. いつも楽しく拝読しております。
    今回はユータローさんの男らしさと、切なさに感動しました。

    • ありがとうございます。男らしくはないですが、選択は間違ってなかったと思います。碌でもない男性と離れて結果タヌキ女も良かったのだと。

  5. 悲しいな

  6. この話は5年前の話なの?
    こんな素敵な女性に出会えるチャンスってなかなかないのに!大きな鯛を逃がしましたね!
    これから素敵な出会いがあると良いですね。

    • 遅れ遅れて5年前の日記になっちゃいました。もう少し追いつけたらとは思います。本当に性格○&若い&かわいいというスペシャルな女性でしたね。はてさて現れるだろうか・・。応援ありがとうございます。

  7. ユータロウさん

    ずっと楽しくこのブログ読んでました。
    この話が本当なら、あなたは本当カスですね❗
    今は大阪の方と楽しく過ごしてるんですか?

    ユータロウさんの楽しい出会い系ライフの日記を読みたかったです。

    ありがとうございました。

    • 「最低&カス」と厳しいコメですが、選択肢がない状況ではとれる行動も限られてきます。つまりは大阪子と赤ちゃんorタヌキ女どちらを選ぶか・・。二つ同時にという方法もありますが、それこそ最低な行為かと。だからこれは僕なりに悩み尽くした結果なんですよね。ではやっすんさんならどうしたかな?

  8. 僕はその選択は間違ってないと思います(^_^)

    相手の幸せを願い、別れを告げること

    タヌキさんに一時辛い思いをさせても

    それが男の優しさだと考えます

    人生の分かれ道で選ぶのは自分ですし

    切ない気持ちはわかりますよ

    ユータロウさんの旅はまだまだ続くんですから

    楽しみにしてます(^o^)v

    • 付き合いたてでラブラブな状況ですからどんな選択にしろ別れは辛いものですね。彼女には本当に悪いことをしたと思ってます。幸せになってくれるといいなあ・・。

  9. By ところてん

    読んでいて悲しくなりました。

    付き合ってふた月という、右肩上がりでラブラブになる時期に突然の別れですから、お二人とも辛かったと思います。

    事実を話して、思いっきり嫌われた方が双方ともに後腐れが無くてよかったような気もします。YUTAROさんが別れても良い人でいたかったのか、後々のタヌキさんの中で、美しい思い出となるように嘘を付いたのか、どちらなんでしょう?

    とは言え自分でも嘘の別れ話を切り出したと思います。

    • 嫌いで別れたわけじゃなかったので本当にキツかったですね。嫌われて別れるって方法もあると思いますが、やはり彼女も若いのでできるだけ嫌な別れ方ってのは避けたいんですよね。僕も何度もありますが、揉める別れ方ってなかなか忘れられないし人を恨むとかって感情はあんまり好きじゃないんですよ。そこらへん女性と男性では違うかもしれませんけどね。あくまで僕のひとりよがりなんですけどね。

  10. こんにちは。
    このところのブログで一番つらい話でしたね。出会い系でも、純粋な恋愛もできるんだと証明したような話ですね。なかなかこんな女性にめぐり合うことは稀なんでしょうけど。

    タヌキさんに本当のことを言わなかったのは、やはり優しさ?最近は鬼畜ぶり(スミマセン、も垣間見られてたので、意外に男らしいんだなと、思いました。きっと出会い系続けてるとしたら、タヌキさんが、良くも悪くも女性に対するモノサシみたいなものになっちゃいそうですが。

    5年前の話なんですね。まだまだyutaroさんの放浪の旅は続くのでしょうか。ときどきはしんみりさせてくださいね。

    • 僕の日記の中でも一番辛かったかも・・こんな女性と出会えるのはレアかもしれませんね。こういう「いい女」と会うと女性にたいして厳しくなっちゃいますね。どうしても・・たまにシリアスな展開はありますよ~これからもw

  11. 切ない別れですね。気持ちも離れた相手とやり直す大変さ。気持ちの残る相手との別れ。
    先に知り合ったのがタヌキ女なら、悩まなかったのに。
    自分も似たことで一年苦悩しました。最後、胸に突き刺さりました

    • たぬきは真剣だっただけにすごく迷いましたね。本当に別れはつらかったし、相手のことを考えて答えを出したつもりなんです。うまくいかなくても相手を想う気持ちが沸いた数少ない女性ですね。

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