大晦日は実家で 来年はどうする?
今日は12月31日。大晦日だ。
YUTAROは12月29日から名古屋の実家に帰ってきている。
LCCとはいえ、年末の飛行機のチケット料金は跳ね上がる。
オイラの財布には大打撃だが、両親と顔を合わせるのも年に数回程度だ。彼女達と会う日数の一か月分にも満たない。
(仕方ねえ。ここは親孝行もかねて息子の顔でも拝ませてあげようか。)
という意識で帰ってきたものの、朝飯が出てこなかったり(自分で作らされる。)、夕飯は味の薄い煮物系だったりと、息子が帰ってところで、この家は平常運転でござる。
まあ・・いつもどおりの『実家感』を味わうことができている。
(しかし・・やることがねえ。)
実家にはネットすらない。
名古屋の古い友人達も年末は、忙しいようで今年の集まりは無し。
(ぐう暇や。)
ということで大晦日なのに、インターネットカフェで「はじめの一歩」と「バキ」の最新状況を確認している。
俺がまだ義務教育を受けている頃に、始まったこの漫画達も、一向に終わる気配がない。
「お・・もうこんな時間か・・そろそろ紅白とか始まるやん。帰ろうか・・。」
底冷えする中、身を震わせながら、実家に帰る。
「あれ・・なんか良い匂い。」
換気口から吹き出す、いつもより芳醇な匂い。
玄関の靴が増えている。その中に小さな靴も混じっていた。
(あ・・姉ちゃん一家きたんか・・。)
「ただいまー!・・姉ちゃん久しぶり」
オカン「なにぃーあんた。タバコくっさいがー。着替えてこやあ〜!晩御飯すき焼きあるけどたべるのぉー?」
オカンが下品な名古屋弁で畳みかける。
「・・・・・(泣)食べる・・。」
オネエが帰ってきて、ようやく豪華な『すき焼き』にお目にかかれる事もキツいが、晩御飯を食べることをわざわざ聞かれるダメージもデカい。
そしてなにより姉ちゃんの子供に明日お年玉を上げるダメージが一番デカい。
オヤジ「・・カニとビールもあるで!」
「オヤジいいい!!俺にはオヤジだけだー!」
なんやかんやで楽しい大晦日。
2012年最後の日が終わろうとしている。
風呂につかりながら、今年の思い出に浸ろう。
福岡生活も二年目。年が明けたら三年目だ。ほんとあっという間。
今年もいろんな人に出会ったなあ・・。
現在は「彼女二人+α」。
うーん。クソ。
来年の春には、苺女は東京か・・。
衛生女とはどうなるんだろう・・。
・・そろそろ刺されそうな予感もしている。
ちゃらんぽらん生活もそろそろヤバい気がしている。それも毎年言ってる気がする。
「とにかく来年の事を言うと鬼が笑う・・とか言うし。」
来年の事を言うと鬼が笑うとは?
『予測できるはずのない未来のことを言うと、鬼でさえおかしくてせせら笑うという意味から。 先々のことをのん気に話す人を、からかうようなときに使う。 「笑う」は、「あざ笑う」「せせら笑う」など、馬鹿にする意味。』
「??鬼の笑い所がレベル高すぎてわかんねえな・・。こんなことで笑われたら年金も払えねえよ。」
風呂から上がると、0時を回っていた。みんな既に寝ているので、静かに年が明けた。
(ハッピーニューイヤー!フゥー!!)
せめて脳内だけでも歓声を上げよう。
とにかく2013年だ。鬼も笑えない所に来ている。