「結婚とか・・?」話しは思わぬ方向へと展開。

別れ?遠距離?どっち?

▷「別れ」のクリスマス・イブ編の1話目を見る

苺「うん。それで・・・。私たち・・。」

キミは何を言おうとしている?この次に続く言葉は何なのか・・。

別れ?それとも継続?

 

継続とはすなわち「遠距離恋愛」を意味している。

愛を誓ったカップルがことごとく破局していくというソレである。(偏見)

地元の名古屋ならまだいいが、福岡からコンスタントに東京へ通うとなると、かなり骨が折れるだろう。

 

「・・・う、うん。(ゴクリ)」

苺「遠距離恋愛になると思うけど・・YUちゃんは・・そういうの大丈夫なタイプ?」

 

まあ急に別れという決断になるのも短絡的だろう。

しかし苺女は今、目の前にいるのだ。遠距離恋愛なんぞ想像もつかない。

「そうだよねえ・・遠距離恋愛になるよねえ・・。ねえ・・。」

苺「ダメだったらそれも受け入れるし・・。」

選択肢が振ってきた。こっちに決めろということか。いやいや急に言われましても。

 

「専門学校ってどのくらいなの?」

苺「どのくらいって?」

「えっと学校に通う期間。」

苺「2年間・・だと思う。」

「でもその後は・・東京で就職すんの?それともこっち(福岡)に戻ってくんの?」

2年後というと、彼女はまだ20代前半で、俺はもう30代の半ばだ。

そもそも2年後に俺がまだ福岡にいる保証はない。

 

苺「それはまだ解らない。まだ希望の学校に受かってもないし。」

「確かに・・そうやな。」

シリアスな問答が続いていく。椅子の横を見ると、彼女に渡すはずだったクリスマスプレゼントが転がっていた。

なんでこんなことになってるんだろう。

 

「二年か・・。」

苺「二年だね・・。」

「長いね・・。」

苺「うん。・・でももし。遠距離してくれて・・二年間我慢してくれるなら・・。」

彼女は今日に限って勿体ぶった言い方をする。

 

(たまに会った時のエッチは凄く頑張っちゃう・・かな?【不正解】)

 

苺「その・・将来を考えたお付き合いをしたい・・。」

「それって・・。つまりは単純に?」

苺「・・結婚とか・・?」

何を言ってるんだコイツは・・。話しは思わぬ方向へと展開していく。

 

東京。

専門学校。

遠距離。

結婚????←イマココ

単細胞な俺の脳みそでは処理しきれないほどの問題が押し寄せてくる。泣きたい。

 

「そうか・・そうだよね・・。」

苺「・・・・。」

「・・・チャレンジしてみるか!遠距離恋愛!」

 

俺は彼女に向かって少し大きな声で、そう言った。

そして考えるのをやめた。

ーーーつづくーーー

( 4/5話目 )

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