中野ブロードウェイって劇場だと思ってた。

中野ブロードウェイ

中野駅周辺でデートしてきた。

▷遠距離彼女に会いに東京へ編の1話目へ

裸のまま恋人同士のひとときを過ごす。ずっとこうしていたい。

東京二日目だ。もう数時間後には、飛行機に乗って東京を離れなければならない。

そう思うと、人が多くて苦手なこの都市にも後ろ髪を引かれる思いだ。

 

「お腹減ったな・・。せっかくだからランチでも行く?」

苺「やった!準備してくるね♡」

しばらくして、「よそ行き」の格好に着替えた彼女が現れる。

彼女に家からは、少し遠いが中野駅まで歩くことにした。

中野も都会すぎてワロタ

さすが大都会東京だ。東京で「中野」がどのくらいの立ち位置なのかはわからないが、地方都市福岡から来たものとしては、中野駅周辺は充分すぎるほどに栄えている。

「はえ~・・あれがサンプラザ中野?」

苺「中野サンプラザねwわざとやってる?w」

パスタランチ千円は高いのか安いのか。

俺は「寿司かイタリアンどっち?ジャンケン大会」で負けたので駅周辺にあるイタリアンレストランを探す。

某ビルの地下にあるパスタ屋さんに入る。(ごめん店名わからん。)

パスタは豊富だったがほとんど千円オーバー。

うーん・・。イタリアンなんてあまり行かないので、高いのか安いのか良くわからん。

 

「俺、カルボナーラ。」

苺「ワタシは・・ウニのパスタにしよっと。」

「う、ウニだとおお!?」

ウニと言えば、病気がいよいよヤバイ時にしか食べられないシロモノである。

 

苺「だって・・食べたいし・・。他と値段も変わらないよ?」

「い、いくら?」

もうウニなのかいくらなのか・・。

苺「1,050円。」

「オッケー!」

恥ずかしいオッサンである。

パスタが出来上がる。

「麺類=早く食べないと伸びる」という強迫観念のせいか、食べ終わるのにさほど時間はかからない。とりあえず美味しいパスタだった・・気がする。(雑)

 

「ごちそう様。さて、ドコ行く?」

苺「ワタシがまだ食べてるでしょーが!」

中野サンモールを練り歩く

ランチを終えると、中野駅を通り抜けて、中野サンモールを練り歩く。

苺「YUちゃんって商店街好きだったでしょ?」

うーん。とんだ勘違いをされている。

中野サンモールはいたって普通の商店街だが、その雰囲気は好きだ。

とりあえずサンモール内のお店をブラブラ見ながら中野ブロードウェイまで歩いていく。

中野ブロードウェイという謎施設

「ここが中野ブロードウェイか・・劇場だと思ってたわ・・。」

ああ勘違い。その名前をTVで聞いたことはあるが、完全に想像とは違っていた。

だってほらNYのブロードウェイってミュージカルやってるイメージやん?

中野ブロードウェイって何?

中野ブロードウェイが開業した1966年(昭和41年)の日本は、輸出主導型の経済成長によって、第二次高度成長を迎えていました。それにともない、日本人の生活も急速にアメリカナイズされていきます。中野ブロードウェイは、その波に乗り誕生した先駆的な商業住宅複合ビルのひとつです。
現在のように「サブカルの聖地」として名を知らしめるようになったのは、1991年(平成3年)のバブル崩壊後になります。その道を切り開いたのは、1980年(昭和55年)に、わずか2坪のスペースで営業を始めた漫画専門古書店『まんだらけ』です。様々なジャンルのコアなマニアの経営者が『まんだらけ』に呼応するように集まってきました。
しかしながら、開業時由来の地域密着型の店舗と、サブカル志向のマニアックな店舗とが混在し共生しています。その特異性も、多くの人を惹きつける魅力のひとつといえるでしょう。

公式サイト「中野ブロードウェイとは?」より

中野ブロードウェイ=サブカルの聖地。「まんだらけ」ってすげえってことでいいだろうか?

中野ブロードウェイ内を散策して、まんだらけを見てから商店街を戻ることにした。

本だけじゃなく、かなりマニアックそうな商品、フィギュア、コスプレなんかも売っている。

つまり女の子とのデートには向いていない。オタク系の趣味がある子なら喜ぶかもしれないが・・。

「金が無いので夏服が買えない。」とのたまう苺女のために、中野のマルイで、彼女にTシャツを二枚とスカートを買ってあげる。

・・これはもう援助交際だ。

東京と彼女にサヨウナラ

「あっそろそろ羽田に向かわないいけない時間だわ・・。」

苺「うう・・寂しいよお。もう一泊していけばいいのに。夜はお寿司で良いから。」

何いってんだコイツ。ランチのお寿司と夜のお寿司は(値段が)違うんだよ!

「そうもいかないのがオトナってやつなのさ。」

苺「うん。ワガママでごめんね。」

 

中野駅の構内に入る。何度も空港まで向かう方法を確認した。

「もし、空港までたどり着けなかったら戻ってくるから。」

苺「うん。待ってるw」

「次会うのは8月だな。学校頑張るんやで。」

苺「うん頑張る。YUちゃんもね。」

 

最後に短い抱擁を交わして、改札へと向かう。

行き交う人の波に苺女の姿が点滅するように消える。

ちゃんとそこに彼女が存在するか確認するように俺は振り返って手を振った。

 

車窓からに、大きなビル群が次々に流れて行く。

彼女の姿を見たのはこれが、最後だった。

苺女という存在は、この大都会によって脆くも消えたのだった。

( 8/8話目 )

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14 Comments

ぼくみつる

遠距離恋愛の性ってやつやね
綺麗にお別れできてよかったというやつかな

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YUTARO

遠恋を成功させる男女って凄いと思います。うまく息抜きできるんでしょうね。

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匿名

えーーーー!
こんなにラブラブなのに…
東京怖ぇぇぇ
やっぱり愛は距離に勝てないんですね(T_T)

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YUTARO

遠くの親類より近くの他人・・(でしたっけ?)っていうくらいですからね。会えない分ちょっとした事で壊れてしまうのかも?

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