【秋田~青森】みちのく寂し旅。遠くて心が折れちゃった。

青森夜景

青森は遠かった!秋田で心が折れました!

▷【新潟~青森】地獄の移動編の1話目を見る

札幌に住んでいた頃は、よく青森までフェリーや飛行機に乗って遠征に来ていたのに。

こんなに・・。こんなにも遠かったとは・・。あの頃の俺は完全に距離の感覚狂ってたなあ・・。

 

(とにかく女の子に、行けないってことを伝えなければ・・。どうしよう・・。)

 

この旅で初めてのドタキャン。

まさか俺のほうからイタしてしまうとは・・。

ドタキャンのダメージを知っているだけに、タールのようにどす黒い「後ろめたさ」が俺を包み込む。

それは仮病で体育祭を休んだ時の罪悪感に似ていた。

 

「今日予定が入って行けなくなっちゃいました。連絡が遅くなってしまってごめんなさい。もし良ければ別の日でもいいですか?お詫びに、美味しいものご馳走します。ごめんなさい許してください。」

 

・・10分経っても、20分経っても返事は来ない。

 

(アポに間に合わない、アホに付ける薬は無いってか。はは。)

 

脳内でしょうもないオヤジギャグをかますと、自分の頬を両手でバンバンと叩く。

現実逃避で秋田港のポートタワーセリオンに行っちゃう。

「仕方ない・・せっかく秋田に来たのだから、なんか観光っぽいことしよう。」

ということで、気になっていた、秋田港にあるセリオンタワーに行ってみる。

このセリオンタワー見た目はかなり近代的な、謎の高層建築物だ。

ポートタワーセリオン


※僕に写真の撮り方教えてください。

そして中にはやっぱりアイツがいる。「なまはげ」先輩だ。

 

「わるいごはいねがー!いや・・人が誰もいねえがー!」

 

うん・・見かけによらず地味!

結局セリオンの滞在時間は20分ほど。

それにしても、コイツ・・第三セクター臭がプンプンしやがる。

青森へ入って。みちのく寂し旅

諦めもついたところで、俺はコンビニでおにぎりを買って青森を目指す。

 

せめて朝方までに函館に渡るフェリーに乗って津軽海峡を渡らなければならない。

フェリーに乗り遅れるといよいよ旅のスケジュールが狂ってくる。

 

そうなれば、最悪飛行機で、札幌を目指さなければならない。(実は飛行機案が一番いい。ということに後で気が付いた。)

 

ナビ「アオモリケンニハイリマシタ」

山道

何もない暗い暗い山道をずっと走っている。

落ち葉がヘッドライトに照らされて、ひらひらと大量に舞っていた。

 

10月後半にも関わらず、外気温度は8℃。

 

「もう車いやあああ!」

 

疲労も限界を迎え、俺は突然発狂をかます。それに答えてくれる人は誰もいない。

 

「もう一回、もう一回」

 

オーディオからは、何十回も聞いたミスチルの曲が流れていた。もうええわ。

 

碇ヶ関ICからようやく高速道路(東北自動車道)乗る。

ここまで下道を貫いていたが、ヤキが回っちまったもんだぜ。

青森市街で一人居酒屋へ。

青森市についた頃には、午後10時過ぎていた。

予定よりも2時間半遅れての大遅刻。・・無能まるだしだ。

こんな時間から会ってくれるのは沖縄女子くらいなものだ。

 

「・・やることがない。腹は減ったけど、一緒に食べてくれる人がいない。」

全て自分のせいなのだ。

 

俺は冷たい北風を浴びながら、青森の街を死人のようにふらふらと漂っていた。

相手女性からの返事もない。きっと怒っているのだろう。

もう彼女との出会いは期待できそうもない。俺はすっかり落ち込んでいた。

 

「とりあえず飯を食おう・・酒は飲めないけど・・」

 

直感で適当な飲食店へと入る。

万が一泊まることも考えてフェリーの予約はしておらず、フェリーに乗ることも考えて、ホテルの予約もしていない。

カウンターにポツンと座り、焼き鳥をほおばりながらスマホでフェリーの予約を取る。

 

(さ、酒が飲みてえ・・。)

 

連日のアルコール摂取で、俺はアル中になりかけていた。

フェリー乗り場まで運転しなければいけない。

残念ながら今日は休肝日だ。

 

店内ではお客が各々で盛り上がっていて賑やかだ。

俺だけがもくもくと、焼き鳥を口の中に運んでいる。

 

(一人で行く居酒屋ってこんなにうるさいんだ。俺って誰とも話せない残念なヤツなんだ。)

 

ネガティブモードのおかげで、元来のコミュ障を併発している。

しかし一人で居酒屋に来て、酒も飲まずに客に絡んでいるほうがヤバい。

レンタカーもネットで便利♪

「レンタカーも借りないと・・。」

 

独り言をつぶやきながら、函館からのレンタカーを借りる。

 

ちなみに青森から函館までのフェリーの乗船料金は、実はそれほど高くない。

ただフェリーに車を積載すると、運搬料が加算されるので、料金が一気に跳ね上がる。

ちなみに車を載せると18,000円ほどかかる。

 

北海道での滞在はわずか三泊四日なので、往復の運搬料金を考えると、レンタカーを借りたほうが安上がりなのだ。(ただ青森に絶対戻ってこないといけない。)

レンタカーの予約もスマホで済ませる。

青い人魚(ブルーマーメイド)に乗って、函館へ

ブルーマーメイド

(こんな明るい場所に、俺っちのような日陰モンがいちゃいけねえ・・。みんなの酒が不味くなる。さっさと退散・・。)

「お、お会計お願いします・・。

 

車に戻り、さっさとフェリーターミナルへと移動する。

出港時間まで、ターミナルの駐車場に車を停め、アイドリングしながら暖をとった。

 

駐車場には他にも、マフラーから白い煙を吐き出している車が何台もいる。

きっと北海道旅行を控えて、出発までの時間をウキウキ気分で、時間を潰しているのだろう。

 

「うん。少しだけ眠ろう。」

 

2時間ほど眠ると、今日が昨日になっていた。

フェリー出発の時間が迫り、手荷物をかついで、乗船場へと向かう。

 

今回乗ったのは、津軽海峡フェリーのブルーマーメイドだ。

もし青森から函館までフェリーで渡るつもりなら津軽海峡フェリーのほうが断然キレイでオススメだ。(これ毎回言ってる)

 

「おお!なんか飛行機のファーストクラスみたいだわ。(乗ったことないけど)」

 

目の前には、大きな窓があり、フェリーターミナルの明かりが見える。

日中なら大海原を見ながらの船旅を楽しめたかもしれないが、夜間は何も見え無さそうだ。

 

俺は毛布にくるまり目を閉じる。

目が覚めたら、懐かしの北海道だ。

ーーー終わりーーー

4 Comments

半蔵

お久しぶりです。
長旅おつかれさまです。下道ではせいぜい1時間で50キロくらいでしょうか。

ひとり旅だと、クルマは割高になりますね。かえって新幹線やら飛行機を使った方が安上がりだったりしますね。レンタカーもキャンペーンとかで安くなったりしますから。

新潟から青森は半端ない遠さですよ。頑張りましたね。
みてる側は気楽ですが。

あまり無理はしないでくださいね。

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YUTARO

半蔵さんお久しぶりです☆グーグルマップだと下道でも10時間くらいで着く予定だったんですけどね~。新潟のランチと休憩も挟んでたら10時になっちゃいました。
大人しく高速乗ってれば良かった・・。なかなか東北で会うことってないですからね。
一人旅なら鉄道、飛行機、現地でレンタカーくらいが賢い選択かもしれませんw今は飛行機もめっちゃ安いんで、アポごとに日本全国飛び回れますしw
居眠り運転と、交通事故だけは気をつけないといけませんね。

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こんぶ

久々の北海道上陸ですか!
タヌキ女は元気にしてるんですかねぇ(‘_’)なつかしい…

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YUTARO

久しぶりの北海道です☆実は2012年にも来てるんですけどねwタヌキ女は結婚してるかもしれませんね~Facebookにも出てこないしw

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