気負わなくていいすごく楽な彼女。

彼女と過ごす時間はすごく楽。なんだけど・・。

ベタベタと体中を不快にさせていた汗は流した。

俺はかばんの中に忍ばせていたステテコ(ちょっとオシャレな奴。)に着替え、

これから枝豆でも食いながら「ホークスの優勝でも見守ろうか?」という態勢になっている。

人の家で風呂を借りる。とにかく心を許せる相手だからこそできる所業だ。

衛生女はいつものように反応が薄いが不機嫌になっているわけではない。

彼女のいつもの姿が不機嫌そうに見えるだけだ。

それが解ってからというもの彼女と過ごす時間は気負わなくてとても楽だ。その反面、緊張感がない。

そして今日は、当たり前のように泊めていただくことになった。

これから酒を飲むのに、再びあの坂を越えて帰る気力はない。

「出前なに取ろっか?出前のチラシかなんかある?」

衛「うーん。ちょっと待って・・この前捨てちゃったから。下まで行ってポスト見てくる。」

「あっ悪い。」

衛生女が玄関を出る。そしてすぐに戻ってくる。

衛「結構入ってた。」

そう言って彼女はチラシの山を渡してくる。

この量を見るに日頃から郵便物をあまりチェックしないタイプの人間だ。俺と一緒。

「そうだなあ・・このマンションとかお買い得じゃない?」

衛「そうねえ・・でも築年数が25年ってちょっと行き過ぎ・・。ってちゃうちゃう!」

衛生女にノリツッコミができることを初めて知った日だった。

ピザか寿司か定食系か・・議論を重ねた末にピザに落ち着いた。

彼女は照り焼きチキン押しだった。

「じゃあ電話で注文してくれ・・。」

衛「え?そこはYUちゃんがしてよ。」

「お?住所わかんないんですけど・・。」

彼女が郵便物の中から自分に届いたハガキを渡してくる。

おいおい・・出前の電話くらい家主がしてくれよ・・。

しぶしぶピザ○ック電話をかける。

少し腹が立ったので唐揚げも注文するがおそらく俺払いだ。

「なんか混み合ってて60分以上かかるって・・。」

衛「ふーん。」

「来るまで飲んで待ってようぜ。」

衛「わかった。ビール持ってくるね。」

つまみもないまま乾杯。

ンゴンゴンゴ!

乾ききった喉に弾ける麦炭酸ドリンク。

軽く脱水状態の体が急激にアルコールを吸収していく。

ビール好きでビールしか飲まない衛生女も勢いよく缶を傾けていた。

細い首の微かに動く喉仏。そしていつもの色気のないユニクロの黒のブラトップ。

「普段着の私」も、「よそ行きの私」もそれほど変わらないのが彼女だ。

試しにブラトップの上から手を入れてみる。

大きな乳房の先に突起物の感触を感じた。

衛「もう・・ピザ来ちゃう。」

「大丈夫。あと45分はあるから。」

そう言って俺は彼女に覆いかぶさった。

最近は突発的に始まる。彼女の場合。

ーーーつづくーーー

4 Comments

うるふ

出前の電話は家主がした方が良いですねええ

ちょっとひっかかりを感じる瞬間、、、、

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