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体の相性がめっちゃ合うセフレ。性格は悪いが大切な宝物。

汗をかいたらお風呂。浮気相手なりの「お疲れ様」

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あなたにはセフレがいますか?もし、いるのなら、ちゃんとセフレを大事にしていますか?ラブホでエッチして、すぐ解散しちゃうような関係になっていませんか?・・ええ、わかりますとも。それがセフレと言うものですもんね。[…]

「食いすぎて死ぬ・・。」

腹10分目である。横っ腹が痛い。

時折胃から食道へと逆流をかましてくる『元とんかつ』さん。

プチゲロを飲み込みながら、二人は鹿児島市街を歩いて帰る。

 

途中のコンビニに立ち寄り『液キャベ』を購入。消化促進を試みる。

グイッと一気に飲み干すと、口の中に何とも言えない苦味が広がった。

それでも少し気分が良くなる。

 

谷山子写真1
谷山子
2011年に西日本を旅をした時に、ワクワクメールで出会った鹿児島在住の女の子。腐れ縁でYUTAROとセフレ関係になった。三度の飯よりセックスが好きという変人。そこそこ美人だが下品で口が悪い。以前は鹿児島の谷山に住んでいたが、今は鹿児島中央駅の周辺に住んでいる。

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「お前さんも飲むかい?」

俺は明日用の液キャベを谷山子に勧めた。

谷「パス・・それ臭すぎて余計に吐く。」

 

そんな感じで二人は手を繋ぎながら、30分ほどかけてゆっくりと歩き、ようやく彼女の部屋へとたどり着いた。

(ふ、風呂入りてえ・・。)

 

きっと俺の汗からはオッサン特有の加齢臭が吹き出しているに違いない。

「帰ったらシャワー借りていい?ベタベタして気持ちわるいの。」

谷「・・頭皮が?」

「頭皮もだよ!チクショー!」

疲労からか威勢よくツッコむ気力もなく、鹿児島中央駅の近くにある彼女マンションへと到着。

彼女の部屋に入るのは、ずいぶん久しぶりだ。部屋のドアを明けると、少しお香の匂いがした。

 

「・・とりあえずシャワー借りるわ。」

谷「うん、バスタオルは洗濯機の上の棚にあるから。」

 

彼女のガサツな性格とは裏腹に、洗面脱衣所はキレイに掃除してある。

(あいつ・・思った以上に几帳面なのかもしれんな・・。ちゃんと女として扱ってやれば伸びるかも?)

 

少し殺風景だけど、浴室も清潔だ。

俺が泊まりに来るので掃除したのかも?そう思うのは自意識過剰というやつだろうか?

 

シャーーーー!

水に近い温度で設定したシャワーを全身にかかる。

火照っていた俺の体表面が、急に冷えたせいで模様してくる。

 

・・ここでしちゃおっかな?(最低)

息子を排水口に向けて放出しようとしたその時、浴室のドアが開いた。

体を洗ってくれるいいヤツ

「おま!なんだよ!」

谷「いやw今日疲れただろうから、背中流してあげようと思って。」

「鹿児島なまりでマンガみたいなセリフ吐いてんじゃないよ!」

放尿しようとした矢先、驚いて急に尿道を締めたので息子がジンジンと痛い。

 

谷「いいから、いいから。」

「え・・えー!」

谷山子が体を洗うウォッシュタオルにボディソープをつけて泡だて始める。

谷「ほらおとなしくしてて。」

そう言うと全身をくまなく洗ってくれる。

ちょっと敏感な部分になると妙に入念に手を動かした。

彼女は人が風呂に入ってる高確率で洗ってくれる「いいヤツ」なのだ。体を洗ってあげるのが好きらしい。

 

「んん! これは・・ええなあ。」

谷「でしょ!w」

「でもそこは頭だから。基本的にボディーソープじゃ洗わないから。」

谷「もうここまでハゲてたら一緒だよ。」

 

ハゲを肯定しているのか否定しているのかわからないが、なんだか楽しくなってきた。(洗脳)

 

疲労は感じていたが、まだ眠るわけにはいかない。

次は俺が彼女を楽しませる番だ。

体を洗ってもらい、俺は自分の息子に問いかけた。

「イケるかい?」

相性が良い。肉食系の彼女と刺激的なセックス。

彼女はいつも高カロリー食をガッツリと行く。特に肉が好きだ。

それでも彼女の体はスリムに保たれている。

彼女が大量に胃の中にブチ込んだはずの、高カロリーな食事はどこへ消えてしまうのか?

 

そんな彼女が愛するのがセックスだ。そっちのほうも『肉食』である。

谷山子とするセックスはいつも刺激的で激しい。これは付き合っている彼女に求められない貴重なものだ。

留まる事のない性欲も、激しいセックスも、きっと彼女のカロリー消費に役立っているのだろう。

きっかけはいつも彼女から

谷「そろそろエッチしようよ!」

「やっぱりお前からキター!」

俺は言葉の意味がわからず戸惑っていると、「ほれほれ」と彼女にベッドまで押し進められる。

体はまだ少し濡れている。

 

「危ない・・危ないって!」

俺は勢いに押されて、背中からベッドに倒れ込んだ。

 

『食欲』の次は『性欲』・・ということですか?

彼女はシンプルかつ原始的にできている。

仰向けになっている俺に、彼女は勢いよく馬乗りになった。

 

「今オナカの上に乗っちゃダメ!さっき食ったとんかつ出ちゃう!」

谷「そこは腹筋で我慢!男でしょ?w」

 

俺のポヨポヨ腹に無茶言うなよ。お前みたいに腹筋固くねえよ・・。

 

それでも腹に力を入れて、彼女の体重に耐えていると、彼女は腰に巻いているタオルを剥ぎ取った。

粗チンのまま見てはいけない

「ちょっと!ま、まだ立ってない!租チンモードだって!」

彼女はソープ嬢のように、息子にタオルをかけたまま「一定のレベルに達するまで育てる」という礼儀など持ち合わせていない。

残念な姿の息子があらわになった。

 

谷「あれえ?全然ヤル気ない!」

「・・だから言ったじゃん(泣)」

男にも準備が必要なのだ。

 

(だって寝起きだし・・?満腹だし・・?急すぎてムードもないし・・?)

手コキで雑にしごかれる

脳内で『言い訳』を唱えていると、息子に衝撃が走る。

谷山子が、愚息をつかむとリズミカルに上下させていた。

 

(ふふ・・今日の息子はキカンボウだぜ?そんなことで立つとでも?)

 

谷「滑りが悪いなこりゃ。」

そう言って谷山子がツーっと口から唾液を垂らす。

トンカツの油を含んだ唾液によって、息子はいつになくスムーズにしごかれる。

 

むくむくむく・・。

 

谷「ほら立った!テクニシャンなめるなよw」

「あ・・あれ?本当だ。」

 

ノーパンよりもパンツは履いてて欲しい

オラの息子が立ったのを確認すると、彼女は片手で息子を握りしめながら、もう片方の手で着ている短パンを器用に脱ぎ捨てた。

ノーパンだった・・。

俺は脱がせることに興奮を覚えるから、パンツは履いてて欲しい派だ。チクショウ。

 

谷「入れちゃうよ?」

「え?いきなり?まだ何にもしてない・・。」

俺のサービス精神が空回り。

 

彼女は息子の上に位置取り、狙いを定めると『チーンの先端』を『マーンの末端』へとあてがった。

 

(ぬぐぐ・・キツイ・・)

 

まだあまり濡れていない彼女の蜜壺が、愚息を締め付ける。

彼女も苦しそうな表情をしている。

濡れていない時に入れるのが好き

「大丈夫?痛くない?」

谷「んん・・ああ・・ちょっと痛いけど・・これがいいの。」

 

そう言って、彼女はなじませるようにゆっくりと動き出す。

グッグッ!

息子には痛みとも快楽ともつかない刺激が伝わってくる。

 

谷「あっ!あっ!あっ!」

彼女がリズミカルに声を出し始めた。

 

そして「グッグ」という感覚が徐々に「ニュルンポ」に変化していった。

どうやら彼女の愛液が息子をコーティングを開始したようだ。

待って!コンドームつけてない。

「あっ!ヤバい・・ちょっ!イキソウっす!・・あとゴムしてなかった。」

強引な流れのままおっぱじめてしまったので、

コンドームを装着するという最も大事な行程を省いていたことに気が付く。

浮気相手に生はあまりにも危険だ。

体の相性はいいが、できれば彼女とは結婚したくない。

 

しかし彼女は、聞こえていないように、俺の上でピストン運動を繰り返している。

走りだした暴走列車に、もうブレーキは効かない!

 

出ます! 出る! 出るとき! 出れば! 出せえええ!

ドピュ!ドピュ!

 

辛うじて彼女のケツを持ち上げて、

内部爆発は防いだが、勢いよく自分のお腹へ掛かってしまった。

 

いや・・それよりも『肉食女子』との、第二ラウンドのほうが心配である。

彼女はまだ腹を空かせた猛獣の目をしていた。

僕の浮気相手はどこかおかしい。

ガサゴソ・・ガサゴソ・・。

微かに聞こえる『ガサゴソ音』で目が覚める。

セックスを2回戦を終えた後、俺は事切れて眠ってしまった。

 

俺は音のする方へと目を向ける。台所に髪を濡らした女がひっそりと立っている。

 

(・・何してんだ。)

俺は目を細めて、女へと視点を合わせる。

時期は夏。このシチュエーションはTVで見たことがある。

 

「ヒ、ヒイイイ!!・・な、何してんの?」

そこには思いがけない光景が広がっていた。

谷「んあ?・・ああ・・これえ?なんか小腹が空いちゃって・・ガハハ!」

 

谷山子は知能指数の低そうな回答をすると、『何か』を口へと運んだ。

俺がその『何か』を動物の肉片だと認識するのに、そう時間はかからなかった。

真夜中にトンカツ食う変人

彼女の右手にギラギラと光るそれは『食いきれず持って帰ったトンカツ』であった。

 

(ええ・・さっき食ったばっかりじゃん・・。)

 

谷「モグモグ・・冷えて油臭くなったトンカツもいいねえ・・。ベトベトになった脂がたまんねえ。」

彼女はパクパクと凄まじい速度で、トンカツを口にしながら、嬉しそうに、しょうもないグルメレポートをしている。

 

「ちょっ!どれだけタフな胃腸してんのさ?食い過ぎは体に毒だぜ?」

彼女の食いっぷりを目の当たりにして、俺の胃酸は逆流しそうになる。

 

谷「うーん。ワタシ消化が早いのかも?さっきも大量に出たし。」

「キミは下品の権化やな・・。女として生まれたのがかわいそう・・。お母さん泣くよ?」

でもこれだけ食っても太らない体質が羨ましい。カロリーはどこへ消えているのやら。

 

谷「ほれ!YUちゃんも食ってみ?」

「いや・・俺は・・やめて・・モグモグ。ウグッ!」

無理矢理に口の中へとぶち込まれたトンカツは、酸化した脂とウスターソースの味がした。

 

「お前・・もうほとんど残って無いじゃない。明日の朝のおかずなのに・・。」

プラスチック容器に一杯あったはずのトンカツは、神隠しにあったかのように消えてしまっている。

 

谷「おかずが無いのなら、外でラーメン食べればいいじゃないw」

「ええ・・何その発想・・。」

谷「そうだ!アミュの中に美味しいラーメン屋さんがあるの!是非連れて行きたい!」

さすが薩摩・・戦国時代、明治維新と多くの豪傑・偉人達を生み出してきた土地なだけはある。

 

谷「よし!お腹も満たされたし・・ねえYUちゃん?」

「・・な、なに?」

谷「そろそろエッチしようよ!」

「!!???」

目を疑った後は、耳を疑った。

やはり鹿児島の女は、俺の浮気相手はどこかズレている。

鹿児島と浮気相手にお別れ

久しぶりの鹿児島旅行は、わずか一泊二日の短い時間だったが、一泊3.5発と非常に濃い内容だったと言える。(良く生きてた)

谷「これ!持ってって」

谷山子に手渡されたのは銀紙に包まれた三角?っぽい何か・・。

温かい感覚が手のひらに伝わってくる。

「・・なんこれ?」

女っぽい一面を発見

谷「おにぎり握ったから帰りの道中お腹空いたら食べてw 炊いたお米一人じゃ食べきれないしw」

「おっ!ありがと!女っぽい所もあるじゃないw」

谷「ちゃんとレディーだし!伝わんないかなあ?」

・・うん。全く伝わらない。そこらへんの男よりも男らしいし・・。

 

「・・ありがたく頂きます。」

谷「味は保証できないけどねw」

 

おにぎりを不味く作ることができるほうが、高難度だと思うが。

それよりも8月の暑さで、中身が傷まないかが心配だ。

さてお別れだ。

鹿児島中央駅のみやげ横丁でお土産にさつま揚げを買って。

アミュにある「こむらさき」で高いラーメンを二人で食べてると、そろそろ別れの時間がやって来る。

 

「じゃあ、そろそろ福岡に帰るわ。」

谷「おう!気を付けて!おにぎりちゃんと食べてよ?残したら祟るからw」

「おう!途中でさつま揚げと一緒に食うわ!」

谷「うん!また気が向いたら福岡にお邪魔します~そん時は泊めてねw」

「任せてちょ!」

 

俺は別れの合図で、クラクションを軽く二回押し、福岡への帰路についた。

 

途中まで下道を延々と走ってきたので、北熊本SAに着く頃には夕方になっていた。

「ちょっと小腹が空いてきたな・・おにぎり食べてみるか・・。」

ここで人休憩の食事タイム。

 

谷山子が握ったおにぎりをほうばる。具は何かな?

・・パクリ。具は何かな?

・・・具は・・入ってなかった。

 

ただ、何も入っていないおにぎりは、土産屋のおばちゃんにサービスでもらったさつま揚げと、相性がすこぶる良い。

 

続く➡本音「花火大会は人が多くて行きたくない。」行ってみた結果。【関門海峡花火大会編】