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盆4 「動きたいけど動けない」ジレンマの中で見つけた優越感

待ってる間の時間流れの遅さは異常。いっその事・・。

「ヤルコトネエ・・。」

苺「アツイ・・。」

 

二人で関門海峡や、その向こうに見える小倉の町並みを眺めたり。

カフェでお茶したり、屋台をぶらついたりするものの一向に時間は進まない。

 

さっきまでの「時間を気にしない」カップルデートから一転、

「ここで数時間待たなければならない」という状況に置かれると、時間が進むスピードも遅く感じるものだ。

 

苺「どっか行きたい・・。」

「いやあ・・せっかく近くの駐車場に停めれたんだし。車出すともうここには停められないよ?」

 

徒歩の下関観光も考えたが、すでに歩き疲れている。

そもそも下関駅周辺にはたいしたものがない事は知っている。

花火が始まるまでラブホで休憩もアリかと思ったが、スマホで調べてみると最寄りのラブホは下関駅のあたりにしか存在しない。そこまで行く気力がない。

 

「うーん。どうしよ・・。いっそ車に戻って仮眠でも取る?」

苺「あっ・・それ名案かも。YUちゃんのワゴンなら後ろで寝れるしね。」

ということで僕達のHPの回復も兼ねて、車に戻る。

 

エンジンをかけ、エアコンを付ければ快適だ。バッテリーが上がらないか心配だが。

後ろの座席を倒して、二人は川の字に寝転がった。『川』というか『ニ』だな・・。

 

「おお・・楽だわ。涼しいし!これなら残り3時間くらい余裕!余裕!」

なぜか全国出会い旅の最中に、下関で車中泊した事を思い出す。

(あの時は興奮したわい。)

 

苺「ねえねえ!」

「なになに?」

苺「私たち花火大会の会場で、ゴロゴロしてると思うとなんか優越感あるよね!」

彼女が意味不明な事をハイテンションでつぶやく。

「うん!わかる!わかる!」

全然意味がわからなかったが、とりあえず相槌を打っておいた。

 

苺「YUちゃんギュってしてえ~」

苺女が突如『甘えモード』に入る。

「いや・・Tシャツが汗でビチョってるよ?」

苺「いいの。してえ~」

若い女はこういう所が可愛い。

そんな感じでキャッキャ!ウフフ♡チュッチュ!ウフフ♡

 

だがこちらサイドの花火をまだ打ち上げるわけにはいかない。

そうこうしていると、いつの間にか寝てしまった。

 

ガヤガヤ・・ザワザワ・・。

「んん???」

人の気配を感じて目を覚ます。

 

上体を起こして、恐る恐る窓から外を見る。

「んおおお!!」

するとさっきまでとは比べ物にならないほどの人だかり。

 

苺「花火大会の会場で、ゴロゴロしてると思うとなんか優越感あるよね!」

 

こ、こういうことだったのか・・。彼女が言いたかったのは・・。

 

打ち上げ開始まで一時間を切っている。もうすぐ最初の一発が上がる。

俺は優越感に浸りながら、可愛いあの子の横で再びゴロゴロを始めるのだった。

ーーーつづくーーー

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みんなのコメント

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  1. うらやましい🤤

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