出会い系体験日記

晩秋7 天然!ワタシの実家は「農民」

お宅訪問。あなたの口から吐き出される天然ワード。

インターホンを押すと、秘密の扉が開く。

俺はまんまと彼女宅へと上がり込んだのだった。

 

「お邪魔します~これお土産。」

ロリ「わあい!うれしい!あっ!アイスがある!」

ロリ美の仕草や言葉遣いは、同性には好かれないタイプな気がする。

彼女もまた「ぶりっこ」側の人間だ。

女性が嫌いな猫被ってるタイプを好きなもんだから仕方ない。

ちなみにこういうタイプは付き合う前や、付き合ってからしばらくの間はいいが、長くなると素が出てくる。

 

「じゃあ上がらせてもらいますねー。」

ロリ「どうぞー。」

「えっとここかなー?」

ロリ「ちがうちがう!そこお風呂!部屋の作り的にそっちじゃないでしょw」

ほほう・・突っ込みもできるとは。

 

「お邪魔しまーす。」

彼女の制止も聞かず、俺は洗面所のドアを開けた。そしてバスルームをチラ見する。

 

ロリ「やめてー!汚れてるから入っちゃダメ!今下着干してるし!」

「ごめんごめん。」

ロリ「もう!セクハラのパワハラだよ!」

「さて・・キムチ鍋作ろうか。」

ロリ「ちゃんと聞いてた?なんかすごいマイペース。ちなみにトイレはここだからね。」

「トイレは入ってもいいの?」

ロリ「それはもちろん。」

ということで、さっそくキッチンへと移動。

彼女の部屋は少し広めのワンルームと言った感じで、部屋の端っこにこじんまりとした、キッチンがあった。

物が少ないが、クマのぬいぐるみがあったりと、ところどころに女の子らしさを感じる。

衛生女の殺風景な部屋とは違う。(彼女は断捨離レベル)

 

「てか・・ここでキムチ鍋とかしても大丈夫なん?」

ロリ「えっ?なんで?」

「ほら、匂いとか布団に着いちゃいそうだし。」

ロリ「あっ・・そうか。でもほら、後でファブったら大丈夫だよ。」

「んん?ファブる?」

ロリ「ファブリーズしたらって意味。」

 

ファブリーズすることをファブる。また一つ賢くなった瞬間だった。

 

「んじゃあとで一緒にファブファブしようね。」

ロリ「え?ファブファブ?」

「ファブリーズするって意味。」

ロリ「ほお・・。」

 

彼女は、少しぎこちない手つきで、ニラを切り、白菜を切り、もやしをザルにあけた。

普段はあまり料理をしていないのかもしれない。

だが、鍋はいい。鍋は滅多に失敗しないからだ。

俺はというと、隣でビールを飲みながら応援していた。

 

ロリ「なんか見られてるのプレッシャー感じる。」

「普段は料理なに作るの?」

ロリ「えっと・・お芋の煮っころがしとか、おひたしとかかな。」

「へぇー。なかなか渋いの食ってるね。」

ロリ「麺つゆがあったら簡単だよ。」

・・麺つゆ神かよ。

ロリ「それに実家が農民してるから、お野菜たくさん送ってくれるの。」

「の、農民?www」

俺は彼女の天然ワードにツボるのだった。

この子かなり面白いかもしれない。

ーーーつづくーーー

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