スリルに身を震わせながら再び鬼門へGO!

再度博多駅へ。行動は大胆だが計画性が無い

▷広島から来た可愛い浮気相手編の1話目を見る

酒好きの鯉女。外食も大好きなハズなのに。

2次会を省いて俺の家に行きたいというのは・・どういうことでしょう?

そしてわざわざ広島から福岡に来ているのに?

もしや・・風邪?見たいテレビドラマがあるとか?

 

「え?どしたん?福岡の夜を堪能しなくていいの?寒いトコに行ったから体調悪い?」

鯉「うーん。そういうわけじゃ無いんだけど・・。見てみたいなって思って。ダメ?」

「いや・・全然構わないけど。」

鯉「いや・・YUちゃんが良かったらでいいんだけど。」

「いやいや。全然OK」

鯉「いやいやホント。行きたいお店あったらそっち優先して♪」

突然の「いやいや期」に入る俺たち。

 

「よし!じゃあ今日は宅飲みにしよっか?途中でおつまみと美味しいお酒買っていこ♪」

鯉「おっ!いいねえ!そうしよ!そうしよ!」

どうやらこれが正解だったようだ。

 

お会計を済ませ、店を出る。華味鳥さんご馳走様でした!

スマホで時間を確認すると、まだ午後8時半。

 

「えっと・・まずは酒とおつまみ・・。仕入れるならどこにする?」

鯉女がわざわざ広島から来てくれてるのだから、いつものようにコンビニで買うのは少し寂しい。

 

となると・・あそこしかない・・。

俺たちは再び鬼門の博多駅へと向かうのだった。

 

酒が入っている分、行動は大胆だが計画性が全く無い。

苺女の勤務時間がそろそろ終わるはずなので、夕方よりも遭遇率はグンと上がる。

苺女にバッタリ会った時の言い訳すら思いつかないだろう。

 

「こっちこっち!時間ギリギリだから急ごうぜい!」

博多阪急の営業時間終了という理由をつけて、競歩レベルの早足で歩いた。

四方八方をキョロキョロと見ながら歩くもんだから、かなり挙動不審だったに違いない。

 

(え・・?この人・・もしかして鳥属性?)

そう鯉女に思われたかもしれない。

 

なんとか博多阪急のデパ地下にたどり着く。だが安心はできない。

仕事を終えた苺女が晩飯を買いに来ている可能性もある。

 

さっきビチ女に目撃されていたことで、俺の警戒心は上がっているはずなのに・・とんだ馬鹿だ。

 

「よいしょ!コレも!よいしょ!アレも!」

スリルに身を震わせながら、テンポよく見切り品を買って行く。

デパ地下は会計が店舗ごとなので厄介だ。

いつもならあれこれ迷って買うのが楽しいデパ地下ショッピングも、今日は違う。

 

 

鯉「っちょ!ちょ!そんなに買って大丈夫?食べれるの?」

(ええ・・なんで唐揚げとか買っちゃってるの?)

 

気がつけば、2,000円分以上買ってしまっている。

俺たちって・・もう満腹だった。時既に遅し。

 

俺たちは日本酒も仕入れると、足早に博多駅を出る。

ふうう・・なんとか乗り越えた。

 

「さーせん!近いんですけど。」

行きと同じ言葉を吐いて、タクシーに乗り込むと二人は家路へと向かうのだった。

( 5/10話目 )

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