二股してるとお部屋のお片付けがはかどる!

ウチにはいつでもプリーズカムイン。

▷広島から来た可愛い浮気相手編の1話目を見る

目撃される事もなく、博多駅でおつまみとお酒を購入。

タクシーの荒い運転のおかげで、瞬く間に自宅へと到着した。

衛生女苺女との二股生活を半年以上も続けているせいか、風呂場にある各々のメイク落としやそれぞれのシャンプーも手際よく格納する癖がついている。

ルンバも買った。ルンバの後はクイックルワイパーを部屋中にかける。

証拠を残さないために、部屋の中は常に片付いている状態だ。

 

 

「二股すると部屋のお片付けがはかどる!」

クズならではの格言だと言える。

ということで、鯉女を自宅にあげる時も、それほど心配はしていない。

彼女にクローゼットやタンスをことごとく開ける癖でもなければ大丈夫だ。

 

「どうぞお入りください。」

鯉女を部屋へと導く。

鯉「お邪魔しまーす♪あっ結構キレイにしてるんだー♪」

「フフッ。物が少ないだけですよ。」

鯉「男の人の部屋がキレイだと、好印象だよ。」

(フフッ。俺がキレイ好きなわけじゃ無いんだよ。理由は別にあるのだよ。)

 

「適当に寛いでて!今コップとか箸持ってくるから。」

鯉「手伝わなくて大丈夫?」

「遠いとこから来てくれたお客さんですからw」

鯉「新幹線だったからあっという間だったけどねw」

 

キッチンに行き、銀色のボウルに氷をぶちまけて水を入れる。

その中に買っておいた日本酒のボトルを浸して冷やした。

 

「はい!箸とお皿。じゃあ早速飲み始めようぜ!」

鯉「わーい!」

 

お互いに日本酒を注ぎ合うって乾杯する。

 

「うん!やっぱ旨い!」

鯉「ほんと!なんてお酒だっけ?」

「鍋島っていうお酒だよ。これも東一と一緒で佐賀県出身のお酒。」

鯉「へえー♪佐賀も日本酒美味しいんだね。」

 

「そうなんよー。ちなみに鍋島ってのは佐賀藩のお殿様の名前で・・こっちでは鍋島藩とか言ううんぬんかんぬん。もともとは戦国時代に龍造寺家の重臣だったんだけどうんぬんかんぬん。」

鯉「へー。ほー。そーなーんだー。すごーい。」

「・・・・・ごめん。」

 

いかんいかん・・。歴史系のウンチクはマジでウケん。

女特有の「その話し興味ないっすわ相槌」を食らってしまった。

 

ういいいいい。

3ヶ月ぶりの鯉女とは、会話も酒も弾む。

いつの間にか、日本酒はボトルの半分以下に減っていた。

氷も随分前に溶けてしまって、ボウルの水は温くなっている。

それでも酒が止まらない。つまみは大して減らなかったが。

 

時々、黒いタイツをまとった彼女の足先が、俺の足先に触れた。

(ああ・・暖かい。・・悶々するう・・ハートがもんもんするう。)

 

「今日はウチに泊まってくやろ?」

決めつけ口調で聞いてみる。

鯉「・・ホントにいいの?泊まってって。」

「俺はそのつもりだっゼ!!布団もちゃんと干したっゼ!」

 

凄まじくダサいセリフを吐きながら、俺は彼女に抱きついた。

 

「んご!!」

( 6/10話目 )

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