姫納め。「良いお年を」

最後の一戦が終わる。

▷ゲス男の二股クリスマス編の1話目を見る

衛「ああああ!」

「うっ!う!ううう!出るう!」

 

俺たちは、カーテンから朝日が漏れる中で、一戦を終えた。

しばしの間、俺は彼女の上に重なって、荒い息を吐き出していた。

その横にはトナカイの衣装とサンタの衣装がぐちゃぐちゃに重なりあっている。

 

仰向けに寝ころんで、右手で腕枕、左手で手を絡める。

俺が寝るときにいつも肩と腕が痛くなったり、ムズムズするので、腕枕は苦行である。

できれば、10分以内でお願いしたい。

 

衛「今年ももう終わりだね・・。早いね。」

「そだね~。」

衛「そういえばYU君は年末年始どうするとね?福岡におると?」

「今年は実家に帰ろうかと思ってる。一応親にも顔みせてやらんとね~。衛生女はどうするの?」

 

衛「私も実家に帰るよ~。この際、有給もつかって、27日に帰ろうかと思ってる。」

「27日って・・明日やん!」

衛「いや・・明後日だけど・・w」

「とにかくすぐやん!家族旅行でも行くの?」

衛「いや年末は友達と会ったり、正月は親戚全員うちに集まるから、手伝わないといけないし。」

「じゃあ今日が今年最後やん。」

衛「そうなるね・・。」

「じゃあ会えるのは今日が最後だね〜。」

衛「そうなるね。・・寂しい?」

「・・・もう一回やっときますか?」

衛「wwできるの?ww」

これが今年最後の一戦だった。

 

夕方までまったりして、衛生女を車で送っていくことになった。

 

衛「今年もお世話になりました。」

「いえいえこちらこそ。」

衛「じゃあ次会うのは年明けやね。お正月に会えたら、初詣行こうよ。」

「おう!」

彼女は車のドアを開けた。

衛「お財布ありがとう。大切に使うね。」

「俺も大切に使う。」

そう言って、車の鍵穴に刺さっているキーケースを指で揺らす。

本当はもっと大切にするべきものがあるのかもしれない。

 

衛「良いお年を。」

「良いお年を。」

 

来年の今頃も彼女を笑顔を見ることができるだろうか?

( 9/9話目 )

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