Facebookで彼女に浮気を疑われる?

浮気

Facebook辞めたのに!言い訳も完璧なハズ・・だがしかし・・。

▷二股中はFacebookやったら危険編の1話目へ

Facebookをインストールした3日後、俺は退会(アカウント停止)した。

その間、不自然にならないように、男性陣の友達にばかり、いいねを送ったりもしたわけである。

 

福岡人は目立ちたがり屋が多いため、タイムラインがとても忙しい。

いつもどこかで誰かがパーティのようなものに参加し、大人数で写真に収まっている。

友達の数が数百人もいる人は、いいねの数がめちゃくちゃ多い。

それを俺の友達の誰かが「いいね」するせいで、凄い勢いで投稿が流れて行く。

 

滅多に投稿しない名古屋の友達に比べると、雲泥の差だ。

こんな所で県民性の違いを感じるとは・・。

 

だが、この投稿スピードの速さは、逆に二股や浮気を隠してくれるのかもしれない。

いや、発見器になるといったほうが真実だろうか。

Facebookを辞める理由を考える。

後は『辞めた理由』を考えなければ・・。

既にコメントで意見が上がっていたが、

  1. 携帯が壊れて使えなくなった。
  2. ログアウトしたらパスワードを忘れてログイン出来ない。

など、いろいろ考えた。

1番は辻褄合わせに、マジでスマホを壊さないといけないので、今なら2番を採用したい所だ。

 

だが俺は、

 

「なんか誰かのリア充ネタにいいねするとか送るの疲れるわ・・マメじゃないからFacebookは俺には合わないわ・・。お前と遊びに行く時間に使ったほうがいいわ。」

というイケ男チックなセリフを採用する。

 

とりあえず辞める時、苺女には、そう伝えておいた。

 

苺「まあ確かにちょっと面倒かも・・私も始めた頃はずっとFacebook見てたしね。今は一日に一回チェックするくらいだけど。私もあんまり見ないようにするね。」

と理解を示してくれた。

 

「お前と遊びに行く時間使ったほうがいい。」

 

と言われたのが嬉しかったらしい。なんつー良い子や。

そして『おだて』に乗りやすい若さがなんとも可愛い。

 

もう一人の彼女(衛生女)と会う日がやって来る。

これで一件落着かと思った。

衛生女とは友達になっていないし、あまりFacebookを見るキャラじゃない。

きっと俺がFacebookを始めて辞めたことも気づいていないはずだ。

 

そして彼女に会う日がやって来た。

 

日曜日。今日は衛生女の家に行く日だ。

彼女は月曜日が仕事なので、日曜日に会う時は俺の家よりも彼女の家で過ごす。

飲む時はだいたい六本松(別府の次の駅)あたりだ。

 

時々ご飯も作ってくれるが、やはり日常的に炊事をしている苺女と比べると劣る。

 

夕方頃に彼女と待ち合わせ合流する。

俺たちは適当な居酒屋に入った。

 

「うっす!おつかれ!」いつもの通りビールで乾杯した。

つまみを頼んで、他愛もない話しで杯を重ねる。

 

最近は勤め先の歯医者の院長に苛ついているらしく、それ関連の愚痴が多い。

最近の彼女は、ちょっとネガティブ思考に陥っていた。

 

「そんなに眉間に皺よせよると、取れなくなるよ?」

衛「もう!憎たらしいこと言わんと!」

最近はこんな会話が多くなっている。ケンカには発展しないが火種はくすぶっていた。

 

「・・ビールのおかわり頼む?」

衛「うん・・ごめんね。話題を変えるね。」

衛生女が居酒屋のメニューを見ながら、「あっ」と言った。

Facebookやってたのバレてた

「ん?なんか他に頼みたいものあった?」

衛「そういえばYU君って・・最近Facebook始めたでしょ?」

「ああ・・うん。」

突然の事で戸惑ってしまい声がうわずる。

 

衛「友達申請来て無いんだけど・・私・・彼女なんですけど・・。」

再び彼女の眉間に皺が寄る。

 

「いや・・あれ・・性に合わないと思ってスグ辞めちゃったんよ。・・もしかして衛生女もFacebookやってた?」

衛「ふーん・・。」

 

「な、なにか・・?」

衛「他の女の子とはたくさん友達になってるのに?」

やはりしっかりとチェックが入っている。

 

「あ・・ああー。たぶん連絡先から上から順に申請してって途中で面倒になったから・・かな?」

白々しい嘘だが、それなりに上手くつけたとは思った。

 

衛「でも普通、彼女がFacebookやってるかどうか真っ先に調べてみたり、直接伝えたりしない?・・私だったらするけどなあ・・。」

んん?今日はなぜか引き下がらない・・。ちょっと雲行きが怪しい。

 

「飲みの席でインストールしたから酔っ払ってて頭が回らなかったのです。」

ヤバい・・ボロが出そうだ。

細かく揺れる俺の目を、怪しそうに見つめる。

 

「浮気してない?」ストレートを放り込む彼女

衛「ふーん・・。あのさ・・浮気とかしてないよね?」

「すっすっ酢!するわけ無いじゃん!」

動じているのがバレバレの最低レベルの回答だ。

 

衛「なんか動じてない?いつもやんなのに、語尾がじゃんとかw」

笑いながら言うものの顔は完全に笑ってない。そしてツッコむ所が細かい。

 

衛「・・怒らないから言ってみ?」

「いやいや・・冤罪ですよ。いやいや・・。」

 

衛「怪しい・・。・・すこぶる怪しい。」

アカン・・動揺を抑えられない。

もともとあがり症の俺は、一度『スイッチ』が入ってしまうとなかなか修正が効かないのだ。

 

せめて・・なんとかして矛先を変えなければ・・。

 

「ごめん!実は・・。」

衛「・・なに?」

「友達に誘われて飲み会と言う名のコンパに言った。すまぬ!(嘘)」

衛「ふーん。何も無かった?」

じっと彼女は俺の目をみる。俺の細い目には何が見えるのだろうか?

 

「・・もちのろん・・」

衛「ふーん。今回は信じてあげる。でも私もクラブに遊びに行く。」

「いや・・それはちょっと。危ないよ?クラブとか・・。」

衛「大丈夫。きっと何も無いから。」

 

(あわわ・・。)

 

被っている帽子の中で汗が吹き出していくのがわかった。

 

これが女の勘というやつか。彼女は確信に近いものを感じていたに違いない。

今回は決定打にはならなかったようだ。

その後も彼女は拗ねた素振りを見せていたが、なんとか軌道修正し取り繕うことができた。

 

悲しい事にこの日のエッチはおあずけだったが。

 

しかしクズ道はまだまだ続くのだ。

 

ーーーつづくーーー

( 7/7話目 )

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