彼女と最後の九州旅行。まずは熊本城から阿蘇までツーリング

バイカー

付き合って1年。きっと九州で行く最後の旅行。

▷遠恋前の彼女と過ごす貴重な時間編の1話目へ

車は九州自動車道に乗って、熊本方面へと走っている。外は少し肌寒いけど、車の中は快適だ。

あれからトントンに話しは進んで、今日は彼女と旅行だ。

ずいぶん遅くなったけれど、専門学校の入学祝いも兼ねている。

 

苺女が東京に行って遠距離恋愛になれば、きっとしばらくは九州を旅行することも無くなる。

もしかすると・・・。いや、深く考えるのは止めておこう。

付き合ったばかりの頃を思い出す

「さっきニュースで見たけど、来週には桜が咲くらしいよ。」

苺「もしかすると、こっちのほうは咲いてるかもね。福岡よりも南だし。」

「そうだね。期待しようぜ。」

 

苺「そういえば、YUちゃんと付き合い始めた頃も桜が咲いてたね~。」

「おお~!そうだったわ。ってことは、付き合ってもう一年ってことか。」

苺「お花見もしたし。鹿児島へ旅行も行ったよねえ。早いとやねえ~。」

嘘。もう一年経っとったんか・・。

 

「ほんとにあっちゅう間よな。来年は東京だから一緒に見れないか。」

苺「あはは。東京に来れば一緒に見れるばい。今年でもw」

「・・今年は厳しいけど、来年は東京の桜を見に行ってみようかな。」

 

苺「うん。待ってる。それまでに色んな所を案内できるようにしとくね♡」

「まあ東京なんて近いし、来年と言わずにすぐ遊びに行くよ。カリフォルニア州とか州だけで日本よりも広いんだぜ!それに比べたら東京なんて近所だわ。」

最近ネットで見た雑学を披露する。

苺「え?・・なんでカリフォルニア州でちゃった?」

この頃はまだ東京と福岡の「距離」を低く見積もっていた二人。

かっこいい熊本城

北熊本SAで昼飯を軽くすませ、熊本城へ向かうべく市内へと向かう。

んで城到着。

 

「うおお!~やっぱいいわ~熊本城。」

苺「うんうん。かっこいいよね。」

「やっぱいいわ~この石垣の反りっぷり。SASUKEに出場するレベルの忍者でも無理やでえ!」

苺「うんうん。無理無理。」

「天守閣からの眺め最高やで~♪殿様になった気分(ベタ発言)」

苺「うんうん。最高。」

「オイオイ!トイレットペーパーくらい反応が薄っぺらいな!」

苺「www」

今日は、妙に機嫌がいい苺女。それって素晴らしい。

 

「いきなり団子・・食べる?」

苺「え?食べない。お腹いっぱい。」

・・そこは食べろや。

 

自称「城好き」のオイラからすれば、何度来ても楽しい熊本城なのであった。

 

苺「YUちゃん・・あれ・・サクラじゃない。」

彼女が指差すほうを見ると、蕾からチラホラと薄ピンク色の花びらが見える。

 

「お、おお!あれは紛れもなくサクラ!」

梅も、桃も、桜も遠くからじゃ区別がつかないレベルの俺。

そんなんだから誰が自分の隣で咲く華なのかもわからない。

 

でもあればきっと桜だ。

 

(きっと神様が、二人のために、少し早めに花を咲かせてくれたのかな?)

※サクラ側の頑張りです。

今日も「ご都合マインド」が炸裂しているのであった。

阿蘇ツーリング。眼の前に広がる大草原

バイカーと牛と。阿蘇ドライブは何度来ても良い!

バイカー

熊本城観光を経て、俺と苺女は、阿蘇方面へと走る。

モクモクと噴煙が交じる阿蘇山の雄大な姿が少しずつ、近づいてくる。

 

「うーん。何度来てもかっこええわあ♡アソさん♡」

苺「広すぎて笑えるよね。」

やはり九州でドライブをするなら阿蘇山周辺に来るのが間違いない。

バイカーの聖地、ミルクロード、阿蘇スカイライン

ブブブブブーン!途中でツーリングを楽しむ、たくさんのバイカー達とすれ違った。

たいそうな集団なので、一見すると暴走行為をしているように見えるが、意外と安全運転だったりする。

 

これは休日の九州のドライブスポットでは、良く見られる光景だ。

特に阿蘇山周辺はバイカー達にとっても、やはり人気。

いく度に、何十台ものバイクとすれ違うのでもはや聖地と呼べるのかもしれない。

 

「オッサンのバイカー格好いいよな。アメリカンなバイクに革ジャンが渋い。夏はめっちゃ暑そうだけど。」

苺「YUちゃんもやってみたらwワタシ惚れ直すかもよ? 」

「大型のバイク免許ないし・・。てか直すってなんだよ。」

苺「言い訳してないで、免許取ればいいやん。大型じゃなくてもバイクはあるでしょ?小さいのから初めてみたら?」

「だってバイクとか怖いし・・。事故ったら大怪我やん?」

バイクで全国を周るのも楽しそうだが、運動神経の悪い俺だと、生きて帰ってこれるかわからない。

志村!ウシ!牛!阿蘇の牛!

阿蘇は熊本市からさほど離れていないので、アクセスも悪くない。

青々とした牧草地がずっと続いている。だだっ広い雰囲気がちょっと異国っぽい。

阿蘇のあか牛

草原に放牧された牛たちが、何も考えてなさそうに、しっぽを左右に振っていた。

いつかあか牛として、どこかの食卓へ並ぶのだろうか?それともお乳を出して、スーパーに並ぶのだろうか?

 

「お、美味しく召し上がってやるからな。」食べて応援!熊本!

何度も行っちゃう大観峰

とりあえずベタなコースとして「大観峰」へ行き、阿蘇市街を眼下に眺める。

何度も来ているので、全く新鮮さは無いが、「とりあえず行っとく?」的なスポットだ。

もちろん最初に行った人は、

「おおお!阿蘇山すげえ!カルデラデカイ!」

となるはずなのでご心配なく。

 

「うん。今日も阿蘇市街は元気だな。」

苺「それ・・何様目線よw」

「お土産にカナダ産の馬刺しでも買っちゃおうかな?」

苺「うーん。却下。」

最近ちょっと尻に敷かれ始めている気がしている。

彼女が遠くに行ってしまえば、他人行儀になってしまうのだろうか?

 

「さて・・そろそろ旅館に向かってもいい時間だな。」

苺「楽しみすぎる。どんなトコ?」

「ふふ・・奮発したんやでwそれは着いてからのお楽しみや。今日はサービスしろよw(エロゲス目線)」

苺「・・・。ムフフ♡」

だいぶ染まって来ちゃったな・・。

 

「お土産にジャージー牛乳買ってもいい?」

苺「却下!ソフトクリームにしときな!」

「はい・・姉さん。」

 

阿蘇名物のジャージー牛乳ソフトを頬張りながら、今日の宿へと向かおう。

ーーーつづくーーー

( 3/8話目 )

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5 Comments

neo

書き方からすると、別れが待ってそうな感じですね…ありがちな、都会の男にって事ですかね?(゚o゚;;
意外と、今結婚してると言われたらそっちの方が驚きではあります(^^)

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せん

バイク、気持ちいいですよ!
とりあえず、自転車に乗れれば少し練習すれば乗れるようになると思いますよ
バイクで出会い旅。いいなぁ

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YUTARO

せんさん、自転車は大好きなんですけど、一度バイクの後ろに乗せてもらった時に「無理や」と思いましたwでもいつかはバイクで出会い旅やってみたいなああ・・

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