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黒3 ブラックは希望の光すら吸収する。錆びたあのイノセンス。

太古から人々が恐れる色。それは『黒』

黒。それは光を吸収する。

黒。それは絶望・恐怖・孤独の色。

ブラックホール。ブラック企業。ブラックサンダー。ブラックコーヒー。

その『黒』という色に代表される言葉達は、人々の希望を吸収し、恐怖を連想させる。

そして、たまに口の中を極端に甘くしたり苦くする。

 

GLAY世代の俺は、

「GLAYってさ!いっつも黒のスーツきとるが?どうせなら灰色着ろってのw」

とGLAY中毒の友達にドヤ顔で言ったら、

「おまw・・GLAY(グレイ)とGRAY(グレー)勘違いしとるがやwププ!だっせえw おーいみんな!コイツGLAYとGRAY間違えてんぜ!」

と言われた。(紛らわしいんじゃボケ!)

そんな中二の俺の黒歴史。誰かの錆びたあのイノセンス。

 

さて今日は春吉にある焼鳥屋でアポだ。

今流行の『居酒屋デート』というヤツだ。

ということで、待ち合わせは場所は春吉交番のあたりとアバウトな設定。

春吉にある交番はこの街の雰囲気に溶け込んでいて、「え?交番なんてあったの?」という存在感だ。

 

「もうすぐ交番に着きますよっ!」

アラ「私はもう着きました。交番の端っこにいますよ。」

 

俺は状況を伺うため(女子を見定めるため)少し手前にあるコンビニでタクシーを降りる。

えっと交番は・・交番は・・。

 

俺は気づく。

交番の横で周りの光を吸収している女が一人いることに。

 

黒のジャケット。黒のパンツ。黒の靴。

そして・・黒髪。

肌色の面積はごく少ない。まるで彼女という存在が黒に侵食されているかのようだ。

 

午後7時。あたりがもうすぐ暗くなる。

その「夜」すらも彼女が呼び寄せているのではなかろうか?

俺はそんなことは全く思わず、

 

「あんなに黒一色だと交通事故に合いやすそう・・。危ないし。」

・・そう思ったわけである。

 

「あっ!どもどもアラ女さんですよね?YUTAROです。」

彼女の黒さに負けないように、俺は出来る限り明るく声をかけた。

一瞬、彼女は驚いた顔をしたが、

 

すぐに「ど~も~!アラ女です。よろしくお願いします。」

と返してきた。

 

彼女の放つハスキー&ダミ声は、『黒』に侵食されている証拠であろう。

(ッチ・・ピンキー&ダイアンみたいに言っちゃった。)

 

春吉に焼き鳥屋は腐るほどあるので、適当な店に入る。

 

いつもだったらもうちょっと、前もっと準備するのだが、いかんせん彼女は短文女である。こっちも雑にな対応。

極度のコミュ障だったら焼き鳥を数本食って帰ろうと思っていた。

 

しかし、彼女は思いの外よく喋る。

そして、彼女は思いの外可愛い顔をしていたのだ。

 

※「仕事上がりの女と会っただけじゃねーか!」というツッコミは受け付けません。

ーーーつづくーーー

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みんなのコメント

  • Comments ( 5 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. タイトルかぶってるし

  2. 黒3、ですね。

  3. ホントだ!すいませんwこっそり修正しときますw

  4. 黒3に修正されてる!
    こっそりΣ(・ω・ノ)ノ!(笑)
    黒4楽しみにしてまーす

  5. どんな女のひとでしょうね😃

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